
<第91回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部) 日程:10月21~24日 場所:大浜だいしんアリーナ(大阪府堺市)>
10月23日、第91回全日本大学総合卓球選手権大会個人の部(通称:全日学)は大会3日目を迎え、男子ダブルスの全日程が終了。
男子ダブルスでは、第2シードの濵田一輝/徳田幹太(早稲田大)ペアが2023年以来2度目となる優勝を飾った。決勝戦では、谷垣佑真/坂井雄飛(愛知工業大)ペアをストレートで破る充実のプレーを魅せた。試合後、濵田/徳田ペアにコメントを聞いた。
濵田一輝/徳田幹太ペア コメント
決勝戦は完璧に近い試合だったが振り返ってみて
濵田:決勝戦は、徳田くんのチキータと一発のドライブが本当に冴え渡っていて。すごくチャンスメイクしてくれましたし、そこを僕がしっかり仕留められて、いい流れでゲーム取れたのがすごく大きかったなと思います。
徳田:自分のなかで100点に近いぐらいのプレーを、決勝という最高の舞台でできたと思います。チキータや両ハンドを、後陣でも前陣でも、迷いなく最後まで振り切れたので、本当に完璧な試合だったと思います。
このペアで出る最後の試合かもしれなかったが全体の勝ち上がりはどうか?
濵田:この大会前に十分な練習は積めなかったので少し不安はあったんですけど、試合を重ねるごとにプレーが非常に良くなっていきました。
「優勝するためには苦しい試合が絶対ある」と試合前から思っていたので、決勝の苦しい場面でも「なんとかここを乗り越えれば」と思い続けながらプレイできたので、よかったです。
徳田:関東学生選手権で優勝したときと勝ち上がりが似ていて、あのときも苦しい試合が3回戦ぐらいでありました。なので、苦しい試合を乗り越えたら優勝できるっていう勝ち上がり方を、自分たちは知っていたというか。
そこを乗り越えたことでどんどん調子が上がって、ボールの球威もどんどん上がっていったので、自分たちが一番、優勝の仕方を知っていたんじゃないかなと思います。
やはり今回も「スーパー!」と言ってもらえたのか?
徳田:最近はスーパー全然言ってくれないですね。
濵田:いやまあ、確かに最近言ってないね(笑)。
徳田:言ってないです。
濵田:でも本当にスーパーでした!
今回優勝で全日本選手権に推薦されるが
濵田:これまではダブルスでなかなか全日本の舞台に立てなくて。予選で負けたり、去年は全日学はベスト8で終わっていたので、こうやって今回優勝できて全日本に望みをつなげられたので、全日本でもう一回暴れたいなと。優勝目指して頑張ります。
最後の先輩とのダブルスに向けて
徳田:去年は全日学ベスト8で全日本を逃していて、今年も似たような状況だったんですけど、なんとか全日学で優勝できて最高の状態で濵田さんと全日本に臨めるので、全日本は優勝を目指して頑張りたいと思います。
どんな部分に注目して全日本を見ればいいか
濵田:徳田のチキータと一発のパワードライブ。そして、それを決めたときに僕が「スーパー!」って言うところを見ていただければ嬉しいです。
徳田:濵田さんはどんなボールでもどんな体勢でも入れてくれるので、そこが一番の注目ポイントです。自分は豪快なチキータだったり、両ハンドに注目してもらって、全日本の舞台で暴れる姿を見てほしいです(笑)。
文:ラリーズ編集部
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