旧帝大の対抗戦“七大戦” 男子の部は九州大学が全種目制覇<第64回全国七大学総合体育大会卓球競技の部>

<第63回全国七大学総合体育大会卓球競技の部 日程:9月12日~17日 会場:北海道大学第一体育館(北海道)>

9月12日~17日、第64回全国七大学総合体育大会(以下、七大戦)卓球競技の部が、北海道札幌市の北海道大学第一体育館で行われた。

七大戦とは?

全国七大学総合体育大会、通称「七大戦」とは、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の旧帝国大学七つの大学間で行われる体育大会。

主管は各大学の持ち回りで、各大学の体育会が中心となって運営を行う。参加人数は8,000を超え、学生が主体となって行われるものとしては日本最大級の大会となっている。

40を超える競技種目ごとに順位をつけ、総合得点で競い合う。

卓球競技では団体戦がその順位対象となっており、男子は6単1複、女子は4単1複、すべて5ゲームズマッチで行われる。また、全体順位には関係ないものの、個人戦として男女シングルス・ダブルスも行われ、個人戦には各大学の大学院生やOB・OGの出場も認められている。

男子は九州大学、女子は名古屋大学が団体優勝

男子団体では、昨年優勝の京都大学と、準優勝の九州大学が昨年と同様に5勝1敗で並ぶ接戦となったが、九州大学が京都大学との直接対決をマッチカウント4-3で制していたため、九州大学が優勝。京都大学は準優勝となった。また、3位争いでは、大阪大学と北海道大学が4勝2敗で並ぶも、直接対決を制した北海道大学が3位となった。

女子団体では、名古屋大学が圧倒的強さを見せ、全勝優勝を果たした。準優勝には、5勝1敗の九州大学、第3位には、4勝2敗で東北大学が入った。

写真:七大戦出場者たち/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:七大戦出場者たち/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

男子団体戦(1位vs2位の試合詳細結果)

京都大学 3-4 九州大学〇

井上/松井 2-3 松島/矢田〇
〇田中 3-0 河野
〇井上 3-0 矢田
磯貝 0-3 山口〇
〇松井 3-0 長谷川
橋本 0-3 松島〇
太田 0-3 勝原〇

女子団体戦(1位vs2位の試合結果)

〇名古屋大学 3-1 九州大学

〇亀地/平泉 3-2 黒川/平松
〇上野 3-0 小島
石上 0-3 黒川〇
〇平泉 3-0 平松
〇亀地 3-0 立山

九州大学が男子全種目制覇

男子シングルスでは、矢田幹太郎(九州大学)、男子ダブルスでは、松島一史/山口翔大(九州大学)が優勝。男子種目は、九州大学勢が制覇する形となった。

また、女子シングルスでは黒川春香(九州大学)が2連覇を達成。女子ダブルスでは亀地希代美/平泉心那(名古屋大学)ペアがそれぞれ優勝を果たした。

2025年七大戦男子団体結果

1位:九州大学 5勝1敗

写真:九州大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:九州大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2位:京都大学 5勝1敗

写真:京都大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:京都大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:北海道大学 4勝2敗

写真:北海道大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:北海道大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

4位:大阪大学 4勝2敗

写真:大阪大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:大阪大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

5位:名古屋大学 2勝4敗

写真:名古屋大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:名古屋大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

6位:東北大学 1勝5敗

写真:東北大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:東北大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

7位:東京大学 1勝5敗

写真:東京大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:東京大学/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2024年七大戦女子団体結果

1位:九州大学 6勝0敗
2位:名古屋大学 4勝2敗
3位:東京大学 4勝2敗
4位:大阪大学 4勝2敗
5位:北海道大学 2勝4敗
6位:東北大学 1勝5敗
7位:京都大学 0勝6敗

2025年七大戦男子シングルス結果

優勝:矢田幹太郎(九州大学)

写真:矢田幹太郎(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:矢田幹太郎(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

準優勝:松島一史(九州大学)

写真:松島一史(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:松島一史(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:竹中秀斗(名古屋大学)

写真:竹中秀斗(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:竹中秀斗(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:山口翔大(九州大学)

写真:山口翔大(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:山口翔大(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2025年七大戦女子シングルス結果

優勝:黒川春香(九州大学)

写真:黒川春香(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:黒川春香(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

準優勝:亀地希代美(名古屋大学)

写真:亀地希代美(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:亀地希代美(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:中井鈴(大阪大学)

写真:中井鈴(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:中井鈴(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:松本ゆりあ(大阪大学)

写真:松本ゆりあ(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:松本ゆりあ(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2025年七大戦男子ダブルス結果

優勝:松島一史/山口翔大(九州大学)

写真:松島一史/山口翔大(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:松島一史/山口翔大(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

準優勝:山崎慶太/西田有翔(大阪大学)

写真:山崎慶太/西田有翔(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:山崎慶太/西田有翔(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:矢田幹太郎/河野巧(九州大学)

写真:矢田幹太郎/河野巧(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:矢田幹太郎/河野巧(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:井上晴貴/松井智毅(京都大学)

写真:井上晴貴/松井智毅(京都大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:井上晴貴/松井智毅(京都大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2024年七大戦女子ダブルス結果

優勝:亀地希代美/平泉心那(名古屋大学)

写真:亀地希代美/平泉心那(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:亀地希代美/平泉心那(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

準優勝:関遥菜/松本ゆりあ(大阪大学)

写真:関遥菜/松本ゆりあ(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:関遥菜/松本ゆりあ(大阪大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:黒川春香/小島知華(九州大学)

写真:黒川春香/小島知華(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:黒川春香/小島知華(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

3位:山根陽菜/片山明有美(東京大学)

写真:山根陽菜/片山明有美(東京大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:山根陽菜/片山明有美(東京大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2025年七大戦男子個人賞

最優秀賞:松島一史(九州大学)

※団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:松島一史(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:松島一史(九州大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

新人賞:小玉直嵩(北海道大学)

※令和7年度入学で団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:小玉直嵩(北海道大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

殊勲賞:吹田健太(北海道大学)

※個人戦の活躍がめざましく、団体戦には出場していない1名に送られる
写真:/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:吹田健太(北海道大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

ゼッケン大賞:河合柊吾/野村洸達(東北大学)

※会場の目をくぎづけにするようなゼッケンもしくはコスチューム、パフォーマンスをした選手に送られる
写真:/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:河合柊吾/野村洸達(東北大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

2025年七大戦女子個人賞

最優秀賞:亀地希代美(名古屋大学)

※団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる
写真:亀地希代美(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:亀地希代美(名古屋大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

新人賞:片山明有美(東京大学)

※令和6年度入学で団体戦、個人戦を通じて最も活躍のめざましかった選手に送られる

写真:片山明有美(東京大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学
写真:片山明有美(東京大学)/提供:七大戦卓球部門主管北海道大学

文:ラリーズ編集部