
<卓球・WTTスターコンテンダーフォズ・ド・イグアス2025 日程:2025年7月30日〜8月3日 場所:フォズ・ド・イグアス(ブラジル)>
7月30日〜8月3日にかけてブラジルのフォズ・ド・イグアスでWTTスターコンテンダーフォズ・ド・イグアス2025(以下、WTTフォズ・ド・イグアス)が行われ、全種目で優勝者が決まった。
本記事では、WTTフォズ・ド・イグアスで話題となったトピックスを3つ紹介する。
橋本/英田ペアが混合ダブルス優勝
混合ダブルスでは英田理志(日の出医療福祉グループ)と橋本帆乃香(デンソー)のカットマンペアが優勝を飾った。
ペアを組むのは初めてながら、準決勝では長﨑美柚(木下アビエル神奈川)/呉晙誠(オジュンソン・韓国)ペアにストレートで勝利するなど、大会を通して安定した勝ちあがりを見せた。決勝ではManush SHAH/Diya CHITALE(インド)ペアにフルゲームまでもつれるも、最終ゲームは英田のバックサービスが光り、11-2で制した。
なお、今回の優勝で英田は張本智和(トヨタ自動車)、戸上隼輔(井村屋グループ)、松島輝空(木下グループ)に次いで、WTTスターコンテンダーの混合ダブルスで優勝した4人目の日本人男子選手となった。
張本美和が優勝&日本勢がベスト4独占
女子シングルス決勝では、張本美和(木下グループ)が長﨑美柚(木下アビエル神奈川)を下して優勝を果たした。張本は大藤とのダブルスでも優勝し、2冠を達成している。
今回のシングルス優勝で張本は今シーズンのWTTで4勝目を記録し、世界ランキングも6位に浮上した。
また、張本と長﨑に加え、橋本帆乃香(デンソー)、大藤沙月(ミキハウス)の日本勢がベスト4を独占した。
また、長﨑は決勝で敗れはしたものの、WTTスターコンテンダーリュブリャナに続いてWTTで決勝進出を果たすなど、好調をキープしている。5日発表の世界ランキングも自己最高位を更新し、今後の活躍にも期待が集まる。
カルデラノが3大会連続で優勝
男子シングルスでは開催国・ブラジルのウーゴ・カルデラノがベネディクト・デューダ(ドイツ)を下し、優勝を飾った。カルデラノはこれでWTTスターコンテンダーリュブリャナ、WTTコンテンダーブエノスアイレスに次いで3大会連続の優勝となった。
今シーズンのカルデラノは、ワールドカップ優勝、世界選手権銀メダルなど、キャリアハイとも言える活躍をしている。7日開幕のWTTチャンピオンズ横浜には出場しないものの、翌週のWTTスウェーデンスマッシュには出場予定となっており、自身初のグランドスマッシュ優勝を掴めるか注目だ。
WTTスターコンテンダーフォズ・ド・イグアス2025最終結果
男子シングルス
第1位:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
第2位:ベネディクト・デューダ(ドイツ)
第3位:呉晙誠(オジュンソン・韓国)、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
女子シングルス
第1位:張本美和(木下グループ)
第2位:長﨑美柚(木下アビエル神奈川)
第3位:橋本帆乃香(デンソー)、大藤沙月(ミキハウス)
男子ダブルス
第1位:ベネディクト・デューダ/邱党(キュウダン・ドイツ)
第2位:Manush SHAH/マナフ・タッカー(インド)
第3位:黄彦誠(フアンヤンチェン)/郭冠宏(クオガンホン・チャイニーズタイペイ)
女子ダブルス
第1位:大藤沙月(ミキハウス)/張本美和(木下グループ)
第2位:金娜英(キムナヨン)/リュウ・ハンナ(韓国)
第3位:李恩惠(イウンヘ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)、横井咲桜(ミキハウス)/佐藤瞳(日本ペイントグループ)
混合ダブルス
第1位:英田理志(日の出医療福祉グループ)/橋本帆乃香(デンソー)
第2位:Manush SHAH/Diya CHITALE(インド)
第3位:長﨑美柚(木下アビエル神奈川)/呉晙誠(オジュンソン・韓国)、ニコラス・ブルゴス/ポーリーナ・ベガ(チリ)
文:ラリーズ編集部
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