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伊藤美誠、中国撃破で自身初の世界卓球シングルスのメダル確定<世界卓球2025>

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月23日、世界卓球2025ドーハ大会は大会7日目を迎え、女子シングルス準々決勝が行われた。

伊藤美誠(スターツ)は王藝迪(ワンイーディ・中国)と対戦。第1ゲームは伊藤が王藝迪のボールに合わせられず、11-6で王藝迪が先取。しかし、第2ゲームは本来のリズムを掴んできた伊藤がリードを奪い、そのまま11-8でゲームを取り返す。

第3、第4ゲームは完全に伊藤が主導権を握り、序盤から大幅リードを掴むと、猛追する王藝迪から逃げ切った伊藤が2ゲームを連取。第5ゲームは伊藤リードから、王藝迪が追いつき接戦となるも、勢いのある伊藤が振り切って11-9で奪取。

伊藤が王藝迪にゲームカウント4-1で勝利し、準決勝進出。中国の一角を崩し、自身初の世界選手権女子シングルスのメダルを確定させた。

大藤沙月(ミキハウス)は孫穎莎(スンイーシャ・中国)と対戦。第1ゲームは大藤が競り合いを制し、先取するも、第2、第3ゲームは孫穎莎が強さを見せて連取。第4ゲームは大藤が常にリードするも、終盤で孫穎莎が逆転。大藤はデュースまで持ち込むも、13-11で孫穎莎が奪取。

そのままの勢いで孫穎莎が第5ゲームも奪取し、孫がゲームカウント4-1で勝利。大藤は健闘したものの、金星とはならなかった。

また、早田ひな(日本生命)は陳幸同(チェンシントン・中国)と対戦。第1ゲームは早田優位で進むも、陳幸同が意地を見せ、12-10でゲームを先取すると、狡猾なプレーと堅実な両ハンドを見せた陳幸同が早田を封じ込め、ストレートで陳幸同が勝利。早田は準々決勝敗退となった。

張本美和(木下グループ)は王曼昱(ワンマンユ・中国)と対戦。第1ゲームから王曼昱が張本の得意を封じ込めるようなプレーを見せると、打開したい張本の猛追を耐えきり、一気に王曼昱がゲームを連取し勝利。張本は自身の良さを出せず、準々決勝で敗退となった。

23日には、男女シングルス準決勝が行われる。

23日 日本選手試合予定

女子シングルス準々決勝

大藤沙月(ミキハウス)1-4 孫穎莎(スンイーシャ・中国)〇
11-9 / 8-11 / 4-11 / 11-13 / 5-11

〇伊藤美誠(スターツ)4-1 王藝迪(ワンイーディ・中国)
6-11 / 11-8 / 11-6 / 11-8 / 11-9

早田ひな(日本生命)0-4 陳幸同(チェンシントン・中国)〇
10-12 / 6-11 / 7-11 / 9-11

張本美和(木下グループ)0-4 王曼昱(ワンマンユ・中国)〇
5-11 / 8-11 / 9-11 / 5-11

24日 試合予定

女子シングルス準決勝

孫穎莎(スンイーシャ・中国)- 伊藤美誠(スターツ)

陳幸同(チェンシントン・中国)- 王曼昱(ワンマンユ・中国)

文:ラリーズ編集部

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