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戸上隼輔、パリ五輪銀に惜敗 日本勢46年ぶりのメダル獲得ならず<世界卓球2025>

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月23日、世界卓球2025ドーハ大会は大会7日目を迎え、男子シングルス準々決勝が行われた。

男子シングルス準々決勝では、戸上隼輔(井村屋グループ)がトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と対戦。勝てば、1979年大会の小野誠治以来、日本勢として46年ぶりの男子シングルスメダル獲得がかかる一戦は、第1ゲームから競り合う展開でスタートする。

このゲームではモーレゴードが先にゲームポイントを握るも、ロングサービスを活用した戸上がデュースに持ち込み、最後は戸上が16-14でゲームを先取。続く第2ゲームは、戸上が第1ゲームの勢いのままに試合を進め、11-3でゲームを連取する。

第3ゲームは、モーレゴードがうまくブロックで繋ぐプレーを見せると、戸上がミスを誘われ、モーレゴードが先にゲームポイント。戸上は猛追するも、届かずモーレゴードが11-7でゲームを取り返す。

第4ゲームは再びギアを入れ直した戸上がミスなく攻め立て先行する。しかし、モーレゴードの猛追に呑まれ、11-8でモーレゴードが奪取。ゲームカウントは2-2のイーブンとなる。

勝負の第5ゲームは、目まぐるしく主導権が入れ替わる接戦に。戸上が先にゲームポイントを握るも、モーレゴードの回り込みでデュースに突入。強気に攻めた戸上だったが、ミスが重なり、12-10でモーレゴードが奪取。勝利に王手をかける。

第6ゲームは一進一退の攻防の中で、戸上が追いかける展開に。戸上が9-9でついに追いつくも、最後はモーレゴードが12-10で奪取。戸上が先に2ゲームを握ったものの、ゲームカウント4-2でモーレゴードが逆転で勝利。戸上は惜しくもシングルスでのメダル獲得とはならなかった。

23日 日本選手試合結果

男子シングルス準々決勝

戸上隼輔(井村屋グループ)2-4 トルルス・モーレゴード(スウェーデン)〇
16-14 / 11-3 / 7-11 / 8-11 / 9-11

文:ラリーズ編集部

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