
吉村真晴、張本智和、戸上隼輔が2回戦突破 3回戦では張本と戸上の対戦に<世界卓球2025>
<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>
5月20日、世界卓球2025ドーハ大会は大会4日目を迎え、男子シングルス2回戦が行われた。
吉村真晴(SCOグループ)はロベルト・ガルドシュ(オーストリア)と対戦。第1ゲーム序盤から吉村が先行する展開で試合が進むと、リードを着実に広げた吉村がゲームを先取。
続く第2ゲームは、吉村リードの展開から中盤に同点に追いつかれるも、吉村が再びガルドシュを突き放し、11-6で奪取。第3ゲームもテンポよく吉村が取ったものの、第4ゲームは接戦となる。しかし、終盤で力を見せた吉村が11-8で奪取。ストレートで吉村が勝利を収め、見事3回戦進出を決めた。
張本智和(トヨタ自動車)はマナフ・タッカー(インド)と対戦。第1ゲームから激戦となるも、張本がデュースで振り切り先取。勢いに乗った張本が第2ゲームも連取するも、第3ゲームは粘るタッカーが11-9で取り返す。
続く第4ゲームは張本が再び奪うも、第5ゲームは負けられないタッカーが取り返す。ゲームカウント3-2となったが、第6ゲームは張本がしっかりと切り替え、ゲームの主導権は張本に。最後は張本が11-3で奪い取り、ゲームカウント4-2で勝利。苦しみながらも3回戦進出を決めた。
戸上隼輔(井村屋グループ)は郭冠宏(クオガンホン・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームは1回戦の快勝の勢いをキープした戸上が一気に先制。第2ゲームこそ迫られるも、戸上がしっかりと取り切り、続く第3、第4ゲームも連取。
戸上がストレートの完勝を見せ、3回戦進出を決めた。そして、3回戦では張本との日本勢対決が実現する。
篠塚大登(愛知工業大)はキリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)と対戦。第1ゲームは篠塚が奪うも、第2ゲームはゲラシメンコが制する。接戦となった第3ゲームは互いに1点ずつ奪う展開に。デュースまでもつれるも、14-12で篠塚がものにする。しかし、第4ゲームはゲラシメンコの流れとなり、11-8でゲラシメンコが奪取。
第5ゲームは篠塚が先行する形となったが流れを掴み切れず、ゲラシメンコがデュースで逆転し奪取する。勝負の第6ゲームは主導権を握って先行するゲラシメンコを篠塚が猛追。1点差まで迫るも、最後はゲラシメンコが粘り勝ち。ゲームカウント4-2でゲラシメンコが勝利し、篠塚は2回戦敗退となった。
21日には、男女シングルス3回戦が行われる。
20日 日本選手試合結果
男子シングルス2回戦
〇吉村真晴(SCOグループ)4-0 ロベルト・ガルドシュ(オーストリア)
11-5 / 11-6 / 11-5 / 11-8
篠塚大登(愛知工業大)2-4 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)〇
11-4 / 5-11 / 14-12 / 8-11 / 11-13 / 8-11
〇張本智和(トヨタ自動車)4-2 マナフ・タッカー(インド)
13-11 / 11-3 / 9-11 / 11-6 / 9-11 / 11-3
〇戸上隼輔(井村屋グループ)4-0 郭冠宏(クオガンホン・チャイニーズタイペイ)
11-3 / 11-8 / 11-6 / 11-6
21日 日本選手試合予定
男子シングルス3回戦
吉村真晴(SCOグループ)- アントン・ケルベリ(スウェーデン)
張本智和(トヨタ自動車)- 戸上隼輔(井村屋グループ)
文:ラリーズ編集部
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