
平野美宇、張本美和、早田ひなが女子シングルスで白星発進<世界卓球2025>
<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>
5月18日、世界卓球2025ドーハ大会は大会2日目を迎え、各種目の1回戦が終了した。
女子シングルス1回戦では、平野美宇(木下グループ)はデヌッテ・サラウ(ルクセンブルク)と対戦。第1ゲーム序盤は平野がリードするも、デヌッテのYGサーブと3球目攻撃に苦しみ、デヌッテがゲームを先取する。続く第2ゲームは徐々にデヌッテに対応してきた平野がリードを保ち、11-6で取り返す。
第3ゲームからは平野が主導権を握ってリードを奪うと、一気に3ゲームを連取。平野がゲームカウント4-1で勝利し、初陣を白星で飾った。
張本美和(木下グループ)はマルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)と対戦。第1ゲームは張本が序盤のリードを生かし、11-8で先取。第2ゲームは長いデュースまでもつれる接戦となるも、最後は張本が取り切ってゲームを連取する。しかし、第3ゲームはペソツカのバックハンドに苦しめられ、ペソツカがゲームを奪う。
第4ゲームは終盤までペソツカ優勢で試合が進むも、最後は張本が逆転し、11-9で奪取。続く第5ゲームも接戦になるも、張本が11-7で取り切り、ゲームカウント4-1で張本が勝利。張本が2回戦進出を決めた。
早田ひな(日本生命)はアディナ・ディアコヌ(ルーマニア)と対戦。第1ゲームから早田が勝負強さを見せ、11-6でゲームを先取。第2ゲームでも早田が主導権を握り、一気に2ゲームを連取する。
第3ゲームは終盤までディアコヌ先行で試合が展開するも、早田が終盤で追いつき、そのまま逆転でゲームを奪取。第4ゲームは激しいラリー戦となってデュースまでもつれるも、しっかりと要所を締めた早田が14-12で奪い、ストレートで早田が勝利。快勝で初陣を終えた。
19日には、各ダブルスの2回戦と男女シングルス2回戦の一部が行われる。
18日試合結果
女子シングルス1回戦
〇平野美宇(木下グループ)4-1 デヌッテ・サラウ(ルクセンブルク)
8-11 / 11-6 /11-5 / 11-7 / 11-5
〇早田ひな(日本生命)4-0 アディナ・ディアコヌ(ルーマニア)
11-6 / 11-5 / 11-9 / 14-12
〇張本美和(木下グループ)4-1 マルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)
11-8 / 17-15 / 9-11 / 11-9 / 11-7
19日試合予定
女子シングルス2回戦
平野美宇(木下グループ)- レア・ラコバック(クロアチア)
早田ひな(日本生命)- Neda SHAHSAVARI(イラン)
文:ラリーズ編集部
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