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12年振り出場の松平賢二、快勝で初戦突破 張本智和、戸上隼輔も2回戦へ<世界卓球2025>

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月18日、世界卓球2025ドーハ大会は大会2日目を迎え、各種目の1回戦が終了した。

男子シングルス1回戦では、12年振りの世界卓球となった松平賢二(協和キリン)がMehdi BOULOUSSA(アルジェリア)と対戦。第1ゲーム前半は松平が先行するも、BOULOUSSAが徐々に追い上げ8-8に。しかし、松平がサービスから強気に攻め、11-8でゲームを先取する。

第2ゲームは中盤にBOULOUSSAがリードするも、松平が連続ロングサービスで逆転してゲームを連取する。第3ゲームはBOULOUSSAのフォルトから松平が流れを掴み、大きいラリー戦も制した松平が再びゲームを奪う。

第4ゲームはデュースまでもつれるも、気迫のこもったプレーを見せた松平が12-10で奪取。松平がストレートで勝利を収め、2回戦進出を決めた。

張本智和(トヨタ自動車)は林鐘勲(イムジョンフン・韓国)と対戦。試合は第1ゲーム序盤から張本がリードを奪うと、林鐘勲の追い上げから逃げ切りゲームを先取。第2ゲームは中盤まで競り合うも、主導権を渡さなかった張本がゲームを連取する。そのまま流れを掴んだ張本が第3ゲームは11-1で奪い、勝利に王手をかける。

しかし、第4ゲームは負けられない林鐘勲の強打が決まり、デュースにもつれる激戦に。最後は16-14で林鐘勲がゲームを奪い返す。第5ゲームは再び張本がギアを入れ直し、流れを掴むと、猛追する林鐘勲を振り切って奪取。張本がゲームカウント4-1で難敵を退け、2回戦進出を決めた。

戸上隼輔(井村屋グループ)はマルコス・マドリッド(メキシコ)と対戦。第1ゲームから戸上らしい積極的な攻撃が爆発し、11-2でゲームを先取すると、止まらぬ戸上が第2ゲームも11-2で奪取する。

第3ゲーム以降も戸上が主導権を握ったまま試合は進み、第3、第4ゲームも連取。相手を全く寄せ付けない完璧な試合を見せた戸上がストレートで勝利し、初戦突破を決めた。

19日には、各ダブルス2回戦と男女シングルス2回戦の一部が行われる。

18日試合結果

男子シングルス1回戦

〇張本智和(トヨタ自動車)4-1 林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
11-7 / 11-6 / 11-1 / 14-16 / 11-3

〇戸上隼輔(井村屋グループ)4-0 マルコス・マドリッド(メキシコ)
11-2 / 11-2 / 11-5 / 11-2

〇松平賢二(協和キリン)4-0 Mehdi BOULOUSSA(アルジェリア)
11-8 / 11-7 / 11-3 / 12-10

19日試合予定

男子シングルス2回戦

松平賢二(協和キリン)- ダニエル・ハベソーン(オーストリア)

文:ラリーズ編集部

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