
レゾナック・出澤杏佳、女子単制覇で単複2冠達成「常に優勝を目指していきたい」<卓球・ビッグトーナメント2025>
<シチズンカップ 第34回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント山梨大会 日程:4月23日~26日 場所:小瀬スポーツ公園体育館(山梨県)>
4月26日、第34回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント山梨大会は大会最終日を迎え、男女シングルス優勝者が決定した。
女子シングルス準決勝では、枝廣瞳(中国電⼒ライシス)が鶴岡菜⽉(十六フィナンシャルグループ)、出澤杏佳(レゾナック)が⽩⼭亜美(サンリツ)と対戦。枝廣が鶴岡をゲームカウント3-1で、出澤が白山をゲームカウント3-1で下し、決勝の対戦カードは出澤と枝廣となった。
出澤と枝廣の決勝戦では、出澤が一気に2ゲームを先取。しかし、第3ゲームは11-9で枝廣が取り返す。再び競り合いとなった第4ゲームだったが、11-8で出澤が奪取し、ゲームカウント3-1で出澤が勝利。出澤は初参戦となったビックトーナメントで女子シングルスとダブルスで2冠を達成した。
出澤杏佳(レゾナック) コメント
優勝した気持ちは?
出澤:初めての日本リーグの試合で、まず個人戦で優勝することができてすごいうれしいです。4月のはじめにWTTがあって、そこでは自分に自信がないまま初戦で負けてしまったのですが、そこを改善して今大会で結果を出せたのが特にうれしいです。
全体的に自分の良かったところは?
出澤:プレー内容としては、相手の戦術に対応できたところで、あとは気持ちを切らさないで最後まで戦い抜くことができたところが良かったです。
苦しかった試合は?
出澤:全部の試合が競ったので全部苦しかったんですが、最後の試合はゲームカウント2-0で勝っていて、有利な展開から1ゲームを返されたので、すごい緊張がありました。けど、自分なりに気持ちを入れて、最後まで気持ちが切れなかったので勝てたのかなって思います。
今大会で単複2冠を達成したが
出澤:普段、優勝したいとか意識したときはあんまり勝てない中で、自分のプレーをすることだけを達成したら今回の結果を出せたので、そこはよかったです。
社会人になっての目標は
出澤:実業団の試合でも常に優勝を目指して、世界大会に出ても優勝できるように毎日の練習でも上を見続けて努力していきたいです。
女子シングルス最終結果
優勝:出澤杏佳(レゾナック)
写真:出澤杏佳(レゾナック)/撮影:ラリーズ編集部
準優勝:枝廣瞳(中国電⼒ライシス)
写真:枝廣瞳(中国電⼒ライシス)/撮影:ラリーズ編集部
第3位:⽩⼭亜美(サンリツ)
写真:⽩⼭亜美(サンリツ)/撮影:ラリーズ編集部
第3位:鶴岡菜⽉(十六フィナンシャルグループ)
写真:鶴岡菜⽉(十六フィナンシャルグループ)/撮影:ラリーズ編集部
ベスト8
岩越帆⾹(エクセディ)
中森帆南(中国電⼒ライシス)
野村萌(デンソーポラリス)
⽊村光歩(中国電⼒ライシス)
ベスト16
⽜嶋星羅(サンリツ)
橋本帆乃⾹(デンソーポラリス)
永尾尭⼦(サンリツ)
⼤川千尋(百⼗四銀⾏)
⼯藤夢(レゾナック)
塩⾒真希(サンリツ)
⼭﨑唯愛(サンリツ)
郡⼭七海(広島⽇野⾃動⾞)
文:ラリーズ編集部
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