
戸上隼輔、篠塚大登が開幕戦を白星発進 宇田幸矢は引き分けで第2戦へ<卓球・ITTF男女ワールドカップマカオ2025>
<卓球・ITTF男女ワールドカップマカオ2025 日程:2025年4月14~20日 場所:マカオ(中国)>
14日、WTT男女ワールドカップマカオ2025が開幕し、男女シングルスグループリーグの第1戦が行われた。
今回のワールドカップでは、予選リーグは男女ともに16のグループに分かれ、1位のみが決勝トーナメントに進出する。予選リーグは勝敗がつかない4ゲーム争う形式で行われ、決勝トーナメントは7ゲームスマッチで行われる。
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/撮影:ONDA
男子シングルスグループリーグ第1戦では、戸上隼輔(井村屋グループ)がオビディウ・イオネスク(ルーマニア)と対戦。試合は第1ゲーム中盤から戸上が常にリードを奪い、勢いのまま3ゲームを連取する。第4ゲームは序盤にイオネスクにリードを許すも、切り替えた戸上が連続得点で一気に突き放し、ゲームカウン4-0で試合終了。戸上は初戦を白星で終えた。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ONDA
また、篠塚大登(愛知工業大)はエリック・ジョウチー(ブラジル)と対戦。第1、第2ゲームは篠塚のペースで連取するも、第3ゲームは先にゲームポイントを握られる展開に。しかし、デュースで篠塚が逆転し、勢いのまま第3、第4ゲームを連取。篠塚が初戦をゲームカウント4-0で勝利した。
写真:宇田幸矢(協和キリン)/撮影:ONDA
宇田幸矢(協和キリン)はワン・ユージン(カナダ)と対戦。第1ゲームは宇田のペースで進み、11-4で先取するも、第2第、3ゲームはワンが流れを完全に掴み、宇田は2ゲームを失う。第4ゲームはシーソーゲームとなるも、宇田が意地をせてせ11-9で奪取。ゲームカウント2-2の引き分けとなり、宇田は初戦白星とはならなかった。
18日には、男女シングルスグループリーグ第2戦が行われる。
14日 日本選手試合結果
男子シングルスグループリーグ第1戦
宇田幸矢(協和キリン)2-2 ワン・ユージン(カナダ)※引き分けでも4ゲーム目で終了
〇戸上隼輔(井村屋グループ)4-0 オビディウ・イオネスク(ルーマニア)
〇篠塚大登(愛知工業大)4-0 エリック・ジョウチー(ブラジル)
15日 日本選手試合予定
男子シングルスグループリーグ第2戦
張本智和(トヨタ自動車)- モハメド・エル=ベイアリ(エジプト)
宇田幸矢(協和キリン)- ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
女子シングルスグループリーグ第2戦
大藤沙月(ミキハウス)- シャオ・マリア(スペイン)
早田ひな(日本生命)- ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)
張本美和(木下グループ)- Mariam ALHODABY(エジプト)
伊藤美誠(スターツ)- Jocelyn LAM(ニュージーランド)
文:ラリーズ編集部
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