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パリ五輪混合複の予選通過4ペアが決定 北朝鮮ペアが出場権獲得<卓球・ITTFパリ五輪混合ダブルス世界予選>

<卓球・ITTFパリ五輪混合ダブルス世界予選 日程:2024年4月11、12日 場所:ハヴィジョフ(チェコ)>

4月11、12日、パリ五輪の混合ダブルスの出場権を争う世界予選が行われ、混合ダブルス4ペアのパリ五輪出場が決定した。

予選方式は、26ペアを2つのトーナメントに分け、各トーナメントの勝者と、2つの敗者トーナメントの勝者の計4ペアがパリ五輪の出場権を獲得するシステムで行われた。

トーナメント1では決勝で第1シードのアルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)ペアとノーシードから勝ち上がってきたダークホース、RI Jong Sik/KIM Kum Yong(北朝鮮)ペアが対戦。

各ゲーム競り合いとなった試合はフルゲームのデュースに突入。試合はラストの第7ゲームを13‐11で取った北朝鮮ペアに軍配。ゲームカウント4-3で北朝鮮ペアが勝利し、パリ五輪の出場権を獲得した。

トーナメント2では決勝で、苦しい試合をものにして上がってきた黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)ペアとルカ・ムラデノビッチ/倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)ペアが対戦。

中国香港ペアが先に3ゲームを取り、ゲームカウントを3-1としたところから、ルクセンブルクペアがデュースを制す猛追。しかし、その追い上げをなんとか逃げ切った中国香港ペアがゲームカウント4-2で勝利。パリ五輪の出場権を獲得した。

敗者復活のトーナメント3の決勝では、今大会二度目の決勝進出のアルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)ペアとルーマニアの妖精率いるオビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)ペアが対戦。

お互い交互にゲームを取り合い、フルゲームにもつれるも、最終ゲームはリードを生かし逃げ切ったスペインペアが奪取。ゲームカウント4-3でスペインペアがパリ五輪の出場権を獲得した。

敗者復活のトーナメント4の決勝では、クリスチャン・カールソン/クリスティーナ・ケルべリ(スウェーデン)ペアとルボミール・ピシュテイ/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)ペアが対戦。

第1ゲームのデュースをスウェーデンペアがものにすると、そのままの勢いで3ゲームを連取。ゲームカウント4-0でスウェーデンペアが勝利。最後のパリ五輪の出場権を獲得した。

ITTFパリ五輪混合ダブルス世界予選通過者

RI Jong Sik/KIM Kum Yong(北朝鮮)
黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
アルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)
クリスチャン・カールソン/クリスティーナ・ケルべリ(スウェーデン)

文:ラリーズ編集部

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