
賞金総額300万円の第1回ケアリッツカップ、愛知工業大学が優勝 パリ五輪代表内定の篠塚大登は単複計8勝
<卓球・2023年度第1回ケアリッツカップ 日程:2024年3月17日 場所:有明コロシアム>
17日、有明コロシアムにて2023年度第1回ケアリッツカップが行われ、愛知工業大学が優勝を飾り、賞金180万円を獲得した。
ケアリッツカップとは
写真:ケアリッツカップ/撮影:ラリーズ編集部
実業団と大学による国内最高峰の賞金付き団体戦トーナメントとして開催されたケアリッツカップ。
賞金総額は300万円が用意され、ケアリッツ・オールスターとして、五輪メダリストの丹羽孝希、吉村真晴(スポット参戦)に加えて、世界選手権出場経験のある松平健太、吉村和弘を揃えたチームも参戦した。
写真:ケアリッツ・アンド・パートナーズのベンチ/撮影:ラリーズ編集部
今大会は日本のトッププレイヤーのプレーを誰でも無料観戦できるのが大きな特徴で、世界卓球期間にCMが放映されたこともあり、1500人以上が会場に詰め掛けた。また、テレビ東京系列で4月7日にテレビでも放映されるため、卓球台の1番台は世界卓球仕様の中継カメラで撮影も行われた。
なお、審判や会場アナウンスはケアリッツの社員が務めた。
写真:ケアリッツカップ審判を務める社員/撮影:ラリーズ編集部
第1回優勝は愛知工業大学
パリ五輪日本代表内定選手である篠塚大登を擁する愛知工業大学が、記念すべき第1回ケアリッツカップを制した。
写真:篠塚大登/谷垣佑真(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
直前に行われていた国際大会から土曜日に帰国したという篠塚は、単複2点で出場し、1回戦から決勝まで4試合で単複8勝をあげた。
その周りをインターハイ3冠王の谷垣佑真や、世界卓球代表の横谷晟、4年生の中村光人らが固める層の厚さで、日製日立、日野キングフィッシャーズ、ケアリッツ・オールスター、ケアリッツ・アンド・パートナーズを下し、頂点に立った。
写真:谷垣佑真(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
主催でもあるケアリッツ・アンド・パートナーズが準優勝。新加入の石山慎が活躍した。
1回戦の大正大学戦では2番シングルスで勝利。準々決勝の明治大学戦では4番で飯村悠太に大逆転でフルゲームデュースで勝利、準決勝のリコー戦ではラストで郡山北斗からフルゲームデュースで白星をつかみ取り、チームの2位に大きく貢献した。
写真:石山慎(ケアリッツ・アンド・パートナーズ)/撮影:ラリーズ編集部
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