＜ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程：2月16日～2月25日 場所：釜山（韓国）＞
17日、世界卓球選手権釜山大会の2日目が行われ、女子予選リーグで日本代表とイラン代表が対戦した。
日本代表は2000年生まれの同学年で“黄金世代”と呼ばれる伊藤美誠（スターツ）、平野美宇（木下グループ）、早田ひな（日本生命）の3人が勝利し、日本代表が3-0で勝利を飾った。
試合後、女子日本代表の伊藤美誠（スターツ）、平野美宇（木下グループ）、早田ひな（日本生命）が報道陣の質問に答えた。
女子日本代表 試合後コメント
同級生3人で世界卓球の舞台を戦えたことについて
伊藤：世界選手権が初戦で私自身とても楽しく戦えましたし、この3人で戦えたっていうのもすごい嬉しいです。
やっぱり同級生なので、のびのびと試合ができるかなと思いますし、 同級生だからこそアドバイスも言いやすいところがあると思うので、すごく和んでいます。
平野：（同級生）3人で（試合に）出してもらったんですけど、私が一番ヒヤヒヤした試合をやってしまって、すごく2人に支えられて勝つことができたので良かったです。
早田：試合をやってる雰囲気や流れとか見ても、いつも通りの3人という感じがしました。
（伊藤）美誠が臆するすることなくプレーして、ひらみう（平野）がマイペースに試合をして、私は最後を締めなきゃって、ちょっと危機感を感じながら試合して、いつもの行動がそのまま出ていたような試合でした。
平野選手の試合を見ていても伊藤選手の試合を見ていても、やっぱり長くいる2人だからこそ「ここから挽回するな」という流れが読めることがたくさんあったなって思いました。
平野選手はこの試合に向けて前髪を切ったそうだが
平野：そうですね。気合いを入れて短くしました。予選リーグが終わった頃に（前髪が）いい感じになるかもしれないです。
伊藤：最近はずっといい感じの長さなんですけど、珍しく眉毛より上だったので今回の世界選手権でちょっと気合い入れてきたのかなと思いました。
早田：一番最初に切ってきた時に、気合い入ってるなっていうのはすごく感じました。でも逆に言うと予選リーグももちろん上がってトーナメントの勝ちあがらないと、ひらみう（平野）の前髪が伸びてきたところに照準を合わせられないので、しっかり勝ち残らないといけないなっていう危機感は毎日感じています（笑）
明日に向けての意気込みは
伊藤：今日の早田選手も（相手のプレー）動画がない選手と対戦して、ちょっとわからない部分とかあったんですけど、明日の南アフリカ戦と明後日のブラジル戦は今日みたいに普段試合にあまり出てこない選手と対戦することがあると思うので、みんなで話し合いながら、試合ができるといいなっていう風に思います。
平野：あと2試合なんですけど、今日みたいにどんなことが起こるかわからないので、気を引き締めて最後2試合勝ちきって、（予選）1位で通過できるように頑張りたいと思います。
早田：あと2試合、どの選手が試合に出るかはまだ決まっていないんですけど、出る選手すべてが全力を尽くして、出ない選手2人もしっかりチーム一丸となって1試合1試合乗り越えていきたいなと思います。
世界卓球2024 予選リーグ
日本 3-0 イラン
〇伊藤美誠（スターツ）3-0 シャハサバリ
11-5/13-11/11-4
〇平野美宇（木下グループ）3-2 アシュタリ
6-11/9-11/11-6/13-11/13-11
〇早田ひな（日本生命）3-0 サラジ
11-8/11-3/11-4
平野美宇（木下グループ）– シャハサバリ
伊藤美誠（スターツ）– アシュタリ
文：ラリーズ編集部
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