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北陸大、小学生登校見守り活動から卓球普及活動まで「地域から応援されるチームになれるように」

先日行われた北信越学生卓球新人選手権大会で11季連続優勝と、名実ともに北信越を代表するチームとなっている北陸大学卓球部。卓球以外の活動も精力的に取り組んでいる。

繁華街にて清掃活動

北陸大学卓球部は、ハロウィンの翌日である11月1日早朝にはゴミ拾いボランティアを行った。

写真:清掃活動の様子/提供:北陸大学
写真:清掃活動の様子/提供:北陸大学

金沢市内の中心繁華街である片町では、10月31日のハロウィンの夜に多くの人が集まり、ゴミのポイ捨てが毎年問題となっていたという。今回の活動は、村田遼夏(北陸大学1年・明豊高出身)が企画・立案を行い、翌1日の早朝6時半から8時に清掃活動を行った。

清掃活動
写真:清掃活動の様子/提供:北陸大学

この1年主将としてチームをまとめた高村勇気(北陸大学3年・富山商業高出身)は「ハロウィンの後はいつも以上にゴミが落ちていて、観光地にふさわしくないと感じていました。早朝に清掃活動をする中で、『ありがとう』や『お疲れ様』といった労いの言葉をかけてもらえることも多くありました」と振り返った。

写真:清掃活動の様子/提供:北陸大学
写真:清掃活動の様子/提供:北陸大学

こうしたボランティア活動は、『「おめでとう」から「ありがとう」と言われるチームへ』というスローガンを掲げる北陸大学卓球部“らしい活動”となっている。

見守り隊活動から卓球普及活動まで

また、北陸大学卓球部は、田上小学校と朝霧台小学校の小学生の登校の見守り隊を実施している。

見守り隊の様子
写真:見守り隊の様子/提供:北陸大学

その活動に関する『感謝の会』に呼ばれ、小学生たちから感謝を伝えられた。

感謝の会
写真:感謝の会の様子/提供:北陸大学

『感謝の会』に参加し、小学生から直接感謝の言葉を伝えられた坂田雄斗(北陸大学1年・浜松商業高出身)は「花束と手紙とともに感謝を伝えてもらい、自分たちがやってきたことの意義を改めて感じることができましたし、活動を今後も継続していきたい思いました」と決意を新たにした。

「卓球以外の活動にも精力的に取り組むことは、北陸大学卓球部を応援してくださる方が増えることに繋がると思います。自分自身がそういう経験を積むことによって成長できることはもちろん、地域から応援されるチームになれるように真摯に取り組んでいきたいと思います」。

写真:感謝の会の様子/提供:北陸大学
写真:感謝の会の様子/提供:北陸大学

同じく『感謝の会』に参加した高村は「ボランティア活動を通して、卓球関連以外の方々とも交流することができ、コミュニケーション能力や社会人基礎力が養われると考えています。チームとしても一体感が生まれますし、部員全員が社会に貢献する喜びや意義を知ることができるので、大切な活動です」とチームへの好影響も語る。

写真:感謝の会の様子/提供:北陸大学
写真:感謝の会の様子/提供:北陸大学

さらに見守り活動の縁もあり、朝霧台小学校卓球クラブの小学生30名に対して、北陸大学卓球部が指導する卓球普及活動にも繋がったという。

コーチングの様子
写真:コーチングの様子/提供:北陸大学卓球部

北信越11季連続優勝と卓球の強化はもちろんのこと、さらに応援されるチームとなるべく、北陸大学卓球部は普及も含め今後も様々な活動に取り組んでいくとのことだ。

普及活動の様子
写真:卓球普及活動の様子/提供:北陸大学卓球部

文:ラリーズ編集部

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