
趙勝敏 Tリーグデビューは圧巻の2点取り 金沢が昨季王者の琉球を破ってホーム初勝利
キャプテン松平健太が取り返す
3番に登場したのが金沢ポートキャプテンの松平健太と現在早稲田大学2年生の濵田一輝(琉球アスティーダ)。
1ゲーム目、濵田が巧みなサービスとレシーブで主導権を握り、11-6で先取した。
2ゲーム目も濵田が5-1とリードするが、松平がバックサービスや思い切った攻めを見せ、11-10と逆転で奪う。
写真:松平健太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
3ゲーム目も濵田が5-1とリードするが、試合巧者のキャプテン松平はじわじわと迫り、またしても逆転で奪取。4ゲーム目はその勢いのまま松平が奪い、1000人近い観衆の大歓声を受け、松平がホームマッチで勝利に王手をかける白星を掴み取った。
趙勝敏、圧巻のプレー
金沢ポートが勝利に王手をかけ、4番で登場したのが趙勝敏(チョスンミン・金沢ポート)と吉村和弘(琉球アスティーダ)だ。
国際大会でも活躍しているチョスンミンが持ち前の力を存分に発揮した。サービス、レシーブ、3球目攻撃と全ての質が高く絶好調のまま、ゲームカウント3-0、最終ゲームは11-1で完勝を収めた。
写真:趙勝敏(チョスンミン・韓国)/撮影:ラリーズ編集部
この結果、金沢ポートはホームマッチ初勝利、シーズン2勝目をあげた。
松平「ただいま」会場「お帰り」
嬉しいホーム初勝利を掴んだ金沢ポート、キャプテンの松平健太選手は勝利インタビューの第一声で「石川県のみなさん、ただいま!」と呼びかけ、会場も「お帰り」と、大きな拍手で応えた。
趙勝敏も「こんなにたくさんのお客さんの中で勝利することができて、とても嬉しい」と、金沢ポートのホームマッチ会場の盛り上がりに驚いていた。
地元の熱い声援を受け、昨季チャンピオンチームの琉球アスティーダを破り、勢いに乗る金沢ポート。
20日の木下マイスター東京戦も、注目必至だ。
〇金沢ポート 3-1 琉球アスティーダ
写真:金沢ポートのベンチ/撮影:ラリーズ編集部
〇五十嵐史弥/趙勝敏(チョスンミン)2-1 周雨(ジョウユー)/吉村真晴
11-9/7-11/11-6
田中佑汰 0-3 吉村真晴〇
9-11/9-11/5-11
〇松平健太 3-1 濵田一輝
6-11/11-10/11-8/11-7
〇趙勝敏(チョスンミン) 3-0 吉村和弘
11-6/11-8/11-1
文:ラリーズ編集部
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