「29歳、まだまだ伸びしろがある」国体石川県代表を10年支えたエース・山本勝也 金沢ポートと契約

卓球Tリーグ男子・金沢ポートは15日、山本勝也（やまもとかつや）との選手契約が合意したことを発表した。

金沢市の遊学館高校出身の山本は、現在リコー卓球部で主将を務めており、これまで十年にわたって国体の石川県男子のエースとして存在感を発揮してきた。
前陣での打点の早いカウンタープレーが持ち味の29歳だ。

写真：山本勝也/撮影：ラリーズ編集部

山本勝也コメント

まさか自分がオファーをいただけるとは思っていませんでした。
数年前、西東監督から「いつか石川県に子どもが目指すチームを作りたい」と聞いていたので、それがついに実現するんだなと。

金沢で過ごした遊学館高校3年間で、卓球はもちろん、人間的にも大きく成長させていただいたと思っています。いま自分は29歳、衰えはまったく感じていませんし、まだまだ伸びしろがあると感じています。契約していただいた以上、選手としては全試合出たいという気持ちです。

Tリーグの木下マイスター東京には、早稲田大学時代の同期・大島祐哉選手もいるので、ぜひ対戦して次は勝ちたいと思います。

写真：山本勝也/提供：金沢ポート

西東輝監督コメント

国体でエースとして10年間石川県を支えてきたのは山本選手です。地元ゆかりの選手を中心にという方針のもと、彼は絶対に必要な選手でした。

決してエリート街道を走ってきたわけではない山本選手がTリーグで活躍することは、沢山の方々に勇気を与えてくれると思います。