
15歳・張本美和、韓国代表下しV 女子複も木原/張本で準優勝<卓球・WTTコンテンダーチュニス2023>
<WTTコンテンダーチュニス2023 日程:6月20日~25日 場所:チュニス(チュニジア)>
6月20日から開幕した、WTTコンテンダーチュニス2023。全日程が終了し、各種目のチャンピオンが決まった。
女子シングルス決勝で、張本は東京五輪韓国代表で世界ランキング16位の申裕斌(シンユビン)と対戦した。
安定感のある両ハンドでラリー戦を優位に進めた張本が2ゲームを連取。第3ゲームは申裕斌が追い上げを見せるも、11-9で第3ゲームも連取。張本が勝利まで1ゲームに迫った。
写真:張本美和(木下アカデミー)/提供:WTT
第4ゲーム、第5ゲームは申裕斌に奪われるも、第6ゲームでは11-8で勝ち切り、ゲームカウント4-2で勝利。見事女子シングルス優勝を飾った。
なお国際大会のシングルス優勝はWTTフィーダーアンタルヤに続いて2度目で、WTTコンテンダーでは初優勝となった。
写真:木原美悠(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー)/提供:WTT
木原美悠(木下グループ)と組んだ女子ダブルスでも決勝に進んだ張本は、今大会第1シードペアの申裕斌(シンユビン)/田志希(チョンジヒ・韓国)を下したSutirtha MUKHERJEE/Ayhika MUKHERJEE(インド)と対戦。
写真:Sutirtha MUKHERJEE/Ayhika MUKHERJEE(インド)/提供:WTT
2冠を狙った張本だったが、インドペアの変則的な攻撃に翻弄され、ゲームカウント1-3で惜しくも敗戦。木原/張本ペアは準優勝となった。
また男子シングルスでは、パトリック・フランチスカ(ドイツ)とのラリー戦を制したアントン・ケルべリ(スウェーデン)が優勝。
写真:アントン・ケルべリ(スウェーデン)/提供:WTT
男子ダブルスでは左利き同士のペアである趙大成(チョデソン)/趙勝敏(チョスンミン・韓国)との同士討ちをフルゲームで制した張禹珍(ジャンウジン)/PARK Ganghyeon(韓国)が優勝となった。
写真:張禹珍(ジャンウジン)/PARK Ganghyeon(韓国)/提供:WTT
25日の試合結果、各種目の最終結果は以下の通り。
25日試合結果
男子シングルス決勝
○アントン・ケルべリ(スウェーデン)4-1 パトリック・フランチスカ(ドイツ)
女子シングルス決勝
○張本美和(木下アカデミー)4-2 申裕斌(シンユビン・韓国)
男子ダブルス決勝
○張禹珍(ジャンウジン)/PARK Ganghyeon(韓国)3-2 趙大成(チョデソン)/趙勝敏(チョスンミン・韓国)
女子ダブルス決勝
木原美悠(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー)1-3 Sutirtha MUKHERJEE/Ayhika MUKHERJEE(インド)○
男子シングルス結果
優勝:アントン・ケルべリ(スウェーデン)
写真:アントン・ケルべリ(スウェーデン)/提供:WTT
準優勝:パトリック・フランチスカ(ドイツ)
写真:パトリック・フランチスカ(ドイツ)/提供:WTT
3位:マティアス・ファルク(スウェーデン)
写真:マティアス・ファルク(スウェーデン)/提供:WTT
3位:孫聞(スンウェン・中国)
写真:孫聞(スンウェン・中国)/提供:WTT
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