ドーピング規則違反で出場停止のカナック・ジャー、古巣に復帰 12月から試合出場へ
6月5日、ドイツブンデスリーガ1部のグレンツァオは、カナック・ジャー(アメリカ)との2023-2024シーズンの契約を締結したことを発表した。
アメリカ代表が古巣に復帰
ドイツブンデスリーガ1部のグレンツァオは、2019-2020シーズン以来のカナック・ジャーとの契約となった。
昨シーズンはブンデスリーガ1部のオクセンハウゼンに所属し、世界ランキングは最高19位に位置するなど、アメリカ卓球界をけん引するカナック・ジャー。
しかし昨年は、シーズン中盤でアンチドーピング規則違反により試合出場停止の罰則を受けており、6月5日現在も試合には出場できていない。
写真:カナック・ジャー(アメリカ)/提供:WTT
ジャーは出場禁止となった後のドーピング検査では全て陰性だったため、2023年12月1日以降の試合に出場できることが決まっており、12月以降は移籍先のグレンツァオでプレーする姿が見られるだろう。
グレンツァオ会長のオラフ・グシュテットナー氏は「たとえ彼が12月からしかプレーできないとしても、シーズンのいずれかの重要な局面で我々を助けてくれるかもしれない」とコメントする通り、古巣での復帰を経てさらなる活躍が期待される。
文:ラリーズ編集部
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