5月20日から開幕した、世界卓球2023ダーバン大会。22日には、各種目の2回戦が行われた。
日本勢ダブルスは全ペア2回戦突破
混合ダブルスで優勝を狙う張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）は初戦となった2回戦でMarcos MADRID/Yadira SILVA（メキシコ）と対戦。
第2ゲームはデュースまでもつれこむも13-11で制し、3-0のストレートで勝利。3回戦に駒を進めた。
写真：張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）/提供：WTT
同じく混合ダブルスの宇田幸矢（明治大）/木原美悠（木下グループ）は、混合ダブルス世界ランキング9位ののオビディウ・イオネスク/ベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）と対戦。
各ゲームで競り合うも世界ジュニア優勝の実力を遺憾なく発揮した宇田/木原ペアが3-1で勝利。
写真：宇田幸矢（明治大）/木原美悠（木下グループ）/提供：WTT
3回戦では早くも日本ペア対決となり、張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）と対戦することが決まった。上位進出、メダル獲得に向けお互いが負けられない戦いとなるが、どちらが勝ち上がるのか、激戦に期待したい。
写真：宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）/提供：WTT
男子ダブルス2回戦では宇田幸矢/戸上隼輔（明治大）、女子ダブルス2回戦では木原美悠/長﨑美柚（木下グループ）、伊藤美誠（スターツ）/早田ひな（日本生命）らがそれぞれストレートで勝利し、3回戦へ進出している。
平野美宇、長﨑美柚が3回戦へ
男子シングルス2回戦では吉村真晴（TEAM MAHARU）が世界ランキング5位の梁靖崑（リャンジンクン・中国）と対戦。
世界卓球アジア予選では馬龍（マロン・中国）を破る金星を上げるなど好調を維持していた吉村。
今大会でもアップダウンサービスから切れ味鋭い両ハンドで梁に迫ったが、勝負どころでの梁の得点力が僅かに上回り、ゲームカウント1-4で惜しくも敗退。
写真：吉村真晴（TEAM MAHARU）/提供：WTT
吉村は、試合後のミックスゾーンのインタビューでは涙ながらに「良い試合をしても勝たないと意味がない。悔しい。」と肩を落としつつも「日本選手の試合はまだ残っているので、他の選手のサポートをしていきたい」と語った。
同じく男子シングルス2回戦では宇田幸矢（明治大）が、1回戦で及川瑞基（木下グループ）を下したDeni KOZUL（スロベニア）に4-1で勝利し、3回戦進出。戸上隼輔（明治大）と王楚欽（ワンチューチン・中国）の勝者と対戦する。
写真：宇田幸矢（明治大）/撮影：ラリーズ編集部
また、女子シングルス2回戦では平野美宇（木下グループ）がドイツの新星 Annett KAUFMANN（ドイツ）と対戦。
写真：平野美宇（木下グループ）/提供：WTT
第2・5ゲームを取られるも、ゲームカウント4-2で接戦を制し3回戦に駒を進めた。
同じく女子シングルス2回戦では長﨑美柚（木下グループ）が相手の棄権により不戦勝で3回戦進出を決めている。
写真：トルルス・モーレゴード（スウェーデン）/提供：WTT
ほかにも馬龍（マロン・中国）、樊振東（ファンジェンドン・中国）、トルルス・モーレゴード（スウェーデン）ら実力者らが順当に勝利しており、日本選手以外の上位進出争いも注目となっている。
日本選手の22日試合結果、23日試合予定は以下の通り。
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