＜卓球・シンガポールスマッシュ2023 日時：3月7日～19日 場所：シンガポール＞
WTT最高峰の大会である、シンガポールスマッシュ2023は本戦が開催中。14日の女子ダブルス2回戦では、長﨑美柚（木下グループ）/シャンシャオナ（ドイツ）が、田志希（チョンジヒ）/申裕斌（シンユビン・韓国）にゲームカウント0-3で敗れた。
長﨑/シャンの国際ペアが敗れる
女子ダブルス2回戦に登場した、国際ペアの長﨑/シャンは、韓国の田志希/申裕斌と対戦。抜群のコンビネーションを見せた韓国ペアが第1ゲームを11-7で先制。
第2ゲームでは、長﨑/シャンが8-5とリードするも、攻撃的なプレーで得点を重ねた田志希/申裕斌が逆転でこのゲームを奪う。
写真：長﨑美柚（木下グループ）/シャンシャオナ（ドイツ）/撮影：ラリーズ編集部
第3ゲームでは、終始ラリー戦で主導権を握った田志希/申裕斌がこのゲームを制し、長﨑/シャンはゲームカウント0-3で2回戦敗退となった。
試合後の長﨑コメント、試合結果は以下の通り。
長﨑美柚コメント
国際ペアを組んだ経緯
ダブルスをシャンシャオナ選手と組んだ理由は、今大会は各国1ペアずつしか出られず、他の国の選手同士のペアであれば出られたからです。
ウォンテッドリスト（ペアを組みたい選手が相手を探す、マッチング用のリスト）があり、そこでシャンシャオナ選手が私に申請をしてくれました。私のコーチが中国語を話せるので、是非ペアを組もうということになり、ペア結成となりました。
試合を振り返って
初めてシャンシャオナ選手とダブルスを組ませてもらって、1回戦は勝つことが出来て嬉しかったです。
2回戦負けてしまったことは悔しいですが、シャン選手と組んだことで、自分だけでは気づけないことに沢山気づけました。今後自分の卓球を広げていく上で、大きな収穫になりました。
具体的に学んだこととは
シャン選手は戦術がとても細かくて、次のボールを待つ意識が高いと感じました。またシャン選手は表ソフトで、ナックルボール主体でコントロール重視のプレースタイルなので、プレーの緻密さが参考になりました。
技術面や経験の差をとても感じたので、見習っていきたいと思う部分が沢山ありました。
コミュニケーションに不安は無かったか
英語でコミュニケーションを取りました。1点取るごとにシャン選手が「GOOD！GOOD！」と言ってくれて、ポジティブに試合に臨むことが出来ました。
木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）選手など、普段組んでいる日本選手とのダブルスとはまた違った良い経験ができました。
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