＜卓球・シンガポールスマッシュ2023 日時：3月7日～19日 場所：シンガポール＞
11日より、WTT最高峰の大会であるシンガポールスマッシュ2023は本戦がスタート。12日の女子シングルス1回戦では、木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）がZHOU Jingyi（シンガポール）にゲームカウント3-0で勝利した。
木原美悠が快勝
写真：木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）/撮影：ラリーズ編集部
女子シングルス1回戦に登場した木原は、ZHOU Jingyiと対戦。第1ゲームでは、変化の激しい巻き込みサービスと、得意のバックミートで得点を重ねた木原が11-7で先制。
第2ゲームは広角に打ち分けるZHOUのバックハンドに苦戦し、一時はリードを許した木原だったが、8-7と逆転。たまらずZHOUがタイムアウトを取るも、最後はサービスエースを決めた木原が第2ゲームも連取。
写真：ZHOU Jingyi（シンガポール）/撮影：ラリーズ編集部
第3ゲーム序盤はZHOUの両ハンドに手を焼いた木原だが、守備でチャンスを作り、隙あらばスマッシュで得点を奪った木原が11-7でこのゲームも奪い、2回戦進出を決めた。2回戦では、世界卓球2021チャンピオンの王曼昱（ワンマンユ・中国）との対戦となる。
木原の試合後コメント、試合結果は以下の通り。
木原美悠コメント
試合を振り返って
今までは自分が年下で、年上の選手に対して向かっていく気持ちで試合をすることが多かったです。しかし今回は自分より年下の選手で、なおかつ開催国の地元選手だったので、気持ちの面で少し怖さがありました。
ですがここで負けては一流のプロではないと自分に言い聞かせ、頑張ろうと思いました。
若い選手も増えてきたが、どのような気持ちで戦っているか
張本美和（木下アカデミー）選手をはじめ、自分より若い選手の勢いがすごいと感じています。自分もチャンレジャーの精神で、恐れず向かっていく気持ちを持っています。
写真：木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）/撮影：ラリーズ編集部
会場の環境について
シンガポールと日本とは気温や湿度の差があるので、試合中も苦労した時がありました。それでも苦労した中で勝利することができたので、良い経験になりました。
2回戦に向けて
2回戦では、中国の王曼昱（ワンマンユ・中国）選手との対戦になります。中国のトップ選手なので、思い切って勝負するしかないと思っています。勝てるのが1番良いですが、まずは1ゲーム取れるように、頑張っていきたいと思います。
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