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ソウル五輪銀・プリモラッツ、クロアチア卓球協会会長に選出「卓球界へ恩返しをすることが私の義務」

クロアチア卓球協会は11月28日、協会長として1988年ソウル五輪銀メダリストのゾラン・プリモラッツ氏を任命したことを発表した。

ソウル五輪銀メダリストが会長に

ゾラン・プリモラッツ(クロアチア)
写真:ゾラン・プリモラッツ(クロアチア)/提供:ittfworld

プリモラッツ氏は1988年のソウル五輪準優勝に加え、ヨーロッパ選手権で14個、世界選手権では6個のメダルを獲得し、男子ワールドカップでも2度の優勝を誇る。バックサービスとしなやかな両ハンドを武器に、長く世界の卓球界をトップで走り続けてきた実力者だ。

プリモラッツ氏は、75名の代議員による多数決で、得票数2番目のGoran MUNIVRANAを抑え選出された。プリモラッツ氏は、「私に多くのものを与えてくれた卓球界へ恩返しをする義務があり、卓球を高いレベルに戻すことが目標」とコメントしている。

プリモラッツ氏のコメント全文は以下の通り

ゾラン・プリモラッツ氏コメント全文

私はバスケットボールの街ザダルで生まれましたが、人生を卓球に捧げました。卓球は私に多くのものを与えてくれました。そして今、卓球界へ恩返しをすること、指導する責任を負うことは私の義務です。

卓球には輝かしい過去があり、私の目標はより良い未来のために卓球を高いレベルに戻すことです。

私たちはクラブの代表者、選手、コーチと話し、3つの側面で前進するという結論に達しました。私たちは、財政的および組織化の側面に焦点を当てるのと同じように、スポーツの側面にも注意を払わなければなりません。

仕事には、私生活と同じ基本があります。透明性、包括性、責任です。これらの基盤は、私の人生から生まれています。

また私たちは協会運営において、もっと目立つ方法を見つける必要があります。新しいスポンサーを集めるだけでなく、新しい世代への道を見つけるためにも。私たちはスポーツの主要な原則を守る必要があります。

大会運営を維持することに加え、ITTFやETTU、クロアチアオリンピック委員会との協力を拡大した新しい提案をしたいと考えています。

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