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張本美和、伊藤を破り5位でフィニッシュ 吉村真晴は谷垣との大熱戦制す<卓球・2022 全農CUP TOP32 船橋大会>

<卓球・2022 全農CUP TOP32 船橋大会 日程:11月12日、13日 場所:船橋アリーナ(千葉県)>

13日、2022 全農CUP TOP32が船橋で2日目を迎え、男女シングルス順位決定戦が行われた。

吉村真晴が5位へ 張本美和が伊藤に白星

吉村真晴
写真:吉村真晴(個人)/撮影:ラリーズ編集部

男子では、吉村真晴(個人)が谷垣佑真(愛知工業大)と4度のデュースを含む大熱戦を繰り広げた。最終ゲームを13-11で吉村真晴が制すと、5・6位決定戦では戸上隼輔(明治大)相手に3ゲームを連取した。戸上も2ゲームを取り返すが、最後は11-4で吉村真晴が取り切り5位で今大会を締めた。

吉村真晴は試合後、「覚悟を持って一戦一戦を戦っていきたい」と語った。7位には弟である吉村和弘(個人)が、8位には谷垣が入った。

伊藤美誠(スターツ)
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

女子では、伊藤美誠(スターツ)と佐藤瞳(ミキハウス)による世界選手権代表対決を伊藤が制した。一方、急成長を遂げている張本美和(木下アカデミー)は、石川佳純(全農)を破った森さくら(日本生命)に4-0のストレートで快勝している。

5・6位決定戦は伊藤と張本の組み合わせとなった。第1ゲームを伊藤が奪ったが、第2ゲームから張本の猛攻が炸裂する。第2、第3ゲームと連取して勢いに乗った張本が怒涛の4ゲーム連取で伊藤を圧倒。ゲームカウント4-1で張本が5位の座についた。

佐藤と森による試合は、佐藤が先に2ゲームを取ると、森が1ゲームを取り返す。その後は互いに1ゲームずつ取り合い迎えた第6ゲームは11-6で佐藤の勝利が決まった。佐藤が7位、森は8位で今大会を終えた。

男女シングルス順位決定戦の結果と吉村真晴のコメントは以下の通り。

吉村真晴(個人)コメント

吉村真晴
写真:吉村真晴(個人)/撮影:ラリーズ編集部

試合を振り返って

全体を通して、気持ちの面でなかなか入りきれなく、気の緩みがあったと思います。負けるイメージがない状態で試合に臨んだが、精神的な面で気持ちの作り方が上手くいかなかったと思います。

篠塚大登選手との対戦(準々決勝)について

勝負所でのチキータに苦しめられ、サービスを出す場所が無くなってしまい、勝負を急いでしまいプレーが単調になってしまいました。篠塚選手が今まで以上にアグレッシブにレシーブをしてきて、国際大会での活躍を通しての彼の成長を感じました。

今後について

大きな舞台になればなるほど、自分が背負うものは大きくなりますし、勝たないといけないというプレッシャーも増える中、それに打ち勝つだけの準備が今回は足りない部分が出てしまいました。技術的にも精神的にも向かっていく気持ち、覚悟を持って一戦一戦を戦っていきたいと思っています。

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