
【Tリーグ】張監督「勝利への執念を見せた」 吉村真晴、有延大夢が琉球を勝利に導く 彩たまは岡山を下し4連勝
<ノジマTリーグ2022‐2023シーズン 日時:10月23日(日)場所:カルッソ川崎、深谷ビッグタートル>
卓球ノジマTリーグ2022-2023シーズンでは23日に試合が行われ、木下マイスター東京と琉球アスティーダ、T.T彩たまと岡山リベッツが対戦した。
琉球アスティーダと木下マイスター東京の一戦は、1番で篠塚大登/大島祐哉(木下マイスター東京)ぺアが接戦をものにし、第1マッチを先取する。
第2マッチは松島輝空(木下マイスター東京)と有延大夢(琉球アスティーダ)の対戦となる。松島の鋭いバックハンドと有延の破壊力のあるフォアドライブがぶつかったこのマッチは、フルゲームの末有延が勝利。マッチカウントを1-1とする。
第3マッチは世界卓球2022代表の及川瑞基(木下マイスター東京)と吉村和弘(琉球アスティーダ)の一戦となる。チキータで先手を取る吉村がマッチポイントを握るも、驚異的な粘りを見せた及川がサービスで主導権を握り返し、逆転で勝利を収める。
マッチカウント2-1と木下リードで行われた第4マッチは、篠塚大登(木下マイスター東京)と吉村真晴(琉球アスティーダ)の対戦となった。一進一退の攻防となるも、経験の差を見せた吉村が篠塚をわずかに上回り、フルゲームで勝利。
第4マッチの勢いそのままに、ビクトリーマッチでもラリー戦を支配し及川を下した吉村真晴が、琉球アスティーダの勝利を決めた。
T.T彩たまと岡山リベッツの一戦は、第1マッチで李尚洙(イサンス)/森薗政崇(岡山リベッツ)にマッチポイントを握られながらも粘りを見せた上田仁/五十嵐史弥(T.T彩たま)が逆転で勝利を収める。
第2マッチでは曽根翔(T.T彩たま)が李尚洙を、第3マッチでは英田理志(T.T彩たま)が丹羽孝希(岡山リベッツ)にそれぞれ勝利。
第4マッチではハオシュアイ(岡山リベッツ)が松平健太(T.T彩たま)に勝利し1点を返したが、T.T彩たまが今シーズン4連勝を確定させた。
試合後の張一博監督コメント
試合を振り返って
各マッチ接戦の中、ドキドキしましたがなんとか勝つことができて本当に良かったです。
接戦を勝利した要因とは
見えない部分ではありますが、選手みんなが負けたくない気持ち、勝利に対しての執念が強いことが勝因の一つではないかと思います。また、1番ダブルスを落として流れが悪い中、有延が頑張って勝利してくれたので、流れを引き戻すことができました。
今後について
ダブルスの勝率が悪いことがチームの課題なので、(張本)智和が合流する11月はダブルスを重点的に考えながら引き続き頑張っていきます。
試合後の吉村真晴コメント
第4マッチ篠塚選手との試合について
篠塚選手との試合は、お互いサービス、レシーブで点を取り合う苦しい展開になりました。正直あまり勝てるイメージがなかったですが、最後の一本でしっかりヤマを張って勝負をかけることができ、何とか勝つことができました。
ビクトリーマッチについて
4番勝った時点で自分が出ることは想定していたので、出だしをしっかりして、あとは自分のプレーをすることだけに集中しました。
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