
福岡、2028年世界卓球選手権開催地に決定 ITTF会長選ではソーリング会長が再選
27日、カタール・ドーハで開催された国際卓球連盟(ITTF)の年次総会(AGM)において、2028年のITTF世界卓球選手権ファイナルズ(団体戦)の開催地が日本の福岡に決定した。
福岡、2028年世界選手権の舞台に
2028年大会には福岡(日本)とイタリアが立候補したが、イタリアは日本を支持して立候補を取り下げた。5月26日のプレゼンテーションを経て、27日の投票で福岡が正式に選出された。
会場はマリンメッセ福岡が予定されており、日本での世界選手権開催は2014年の東京大会以来、8回目となる。
また、2027年にはカザフスタンのアスタナ、2029年にはブラジルのリオデジャネイロで開催されることも同時に発表された。
そして同総会ではITTF会長選が実施され、現職のペトラ・ソーリング(スウェーデン)が104票を獲得。対立候補のハリル・アル・モハンナディ(カタール)の102票を僅差で抑え、ITTF会長に再選された。しかし、部外者による妨害により総会が中断され、副会長選挙などの議題が保留となるなど、会長選は荒れ模様となった。
ITTF憲章(第1.87.1条)に従い、総会は2025年11月までに再開される予定で、ソーリング会長が新たな日程を近日中に発表する。
世界卓球選手権の今後の開催地
2027年:アスタナ(カザフスタン)
2028年:福岡(日本)
2029年:リオデジャネイロ(ブラジル)
文:ラリーズ編集部
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