
立命館大学が全勝優勝で17年ぶりのリーグV 殊勲賞の中谷理菜は個人賞3冠<関西学生卓球春季リーグ2025・女子>
<令和7年度関西学生卓球春季リーグ戦 日程:5月3〜6日、5月10〜11日 場所:YMITアリーナ、向日市民体育館>
11日、秋季関西学生卓球リーグ戦が終了し、各リーグの優勝校が決まった。
女子1部では、立命館大が優勝。優勝を掛けた10日の神戸松蔭大学戦では、一進一退の攻防が続く接戦となった。神戸松蔭大学は1番シングルスから4番ダブルスまで3本を制して先に王手をかけるも、5番で岡田実弓(立命館大)、6番で中谷理菜(立命館大)がそれぞれ勝利し、勝負は最終の7番に委ねられた。
運命の7番では、古賀咲音(立命館大)と岡るる(神戸松蔭大)が対戦。ゲームカウント1対1で迎えた第3ゲームは、互いに譲らない展開が続いたが、古賀が競り勝ち、続く第4ゲームも勢いに乗って岡を突き放す。
そして、最後は古賀がゲームカウント3-1で勝利し、立命館大の勝利が確定。この時点で立命館大学は6勝0敗となり、最終戦を残して立命館大学の優勝が決定した。
そして、11日の同志社大学戦でも立命館大学は自力の強さを見せ、1番から4番までの試合をすべてストレートで勝利。5番と6番は落としたものの、ラストの7番で再び古賀が勝利し、優勝に花を添えた。立命館大学女子のリーグ優勝は、2008年秋季以来17年ぶりとなった。
また、1部の殊勲賞には中谷理菜(立命館大)が選出。中谷はベストペア賞、優秀選手賞も受賞し、個人賞3冠を達成した。
なお、1部最下位となった京都産業大学は2部降格となり、7位の千里金蘭大学は、17日に行われる2部2位の近畿大学との入れ替え戦に臨む。
女子2部では芦屋大学が全勝で優勝し、1部昇格を決めた。2位には近畿大学が入り、1部7位の千里金蘭大学との入れ替え戦に臨む。
女子3部ではAリーグを神戸親和大学が、Bリーグを甲南大学がそれぞれ優勝し、3部優勝決定戦は神戸親和大学が甲南大学にストレートで勝利。3部優勝を果たした神戸親和大学は、2部最下位の関西大学との入れ替え戦に挑む。
また、女子4部では優勝決定戦に京都府立大学、びわこ成蹊スポーツ大学が進み、4部優勝決定戦はびわこ成蹊スポーツ大学が勝利。3部最下位の奈良女子大学との入れ替え戦に進んだ。
女子1部結果
1位:立命館大学(7勝0敗)
写真:立命館大学/撮影:ラリーズ編集部
2位:神戸松蔭大学(6勝1敗)
写真:神戸松蔭大学/撮影:ラリーズ編集部
3位:関西学院大学(5勝2敗)
写真:関西学院大学/撮影:ラリーズ編集部
4位:同志社大学(4勝3敗)
5位:佛教大学(2勝5敗)
6位:龍谷大学(2勝5敗)
7位:千里金蘭大学(1勝6敗)
8位:京都産業大学(1勝6敗)
女子1部個人賞・団体賞
殊勲賞:中谷理菜(立命館大)
写真:中谷理菜(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部
敢闘賞:鶴岡美菜(神戸松蔭大)
写真:鶴岡美菜(神戸松蔭大)/撮影:ラリーズ編集部
ベストペア賞:中谷理菜/岡田実弓(立命館大)
写真:中谷理菜/岡田実弓(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部
優秀選手賞:中谷理菜(立命館大)、鶴岡美菜(神戸松蔭大)
フェアプレー賞:大西友佳(神戸松蔭大)
グッドマナー賞:佛教大学
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