
立命館大学が10年ぶりのリーグ制覇 4年・屋敷大が殊勲賞を獲得<春季関西学生卓球リーグ2025・男子>
<令和7年度秋季関西学生卓球リーグ戦 日程:5月3〜6日、5月10日〜11日 場所:YMITアリーナ、向井市民体育館>
11日、秋季関西学生卓球リーグ戦が終了し、各リーグの優勝校が決まった。
男子1部最終戦では、立命館大学と同志社大学が対戦。ともに5勝1敗で並び、勝ったほうが優勝する大一番となったこの試合は、今大会に1年生ながらシングルスとダブルスの2点起用が続いてきた髙澤慎吾(立命館大)が隅谷傳時郎(同志社大)を下し、立命館大学が先制する。
続く2番では松井翔吾(立命館大)、3番では屋敷大(立命館大)がそれぞれ熱戦を制し、立命館大学がマッチカウント3-0で優勝に王手をかけた。
勝負の4番ダブルスでは、林一瑳/髙澤慎吾(立命館大)ペアと隅谷傳時郎/宮城青空(同志社大)ペアが対戦。試合は後がなくなった隅谷/宮城ペアが意地を見せ、先に2ゲームを選手する。しかし、第4ゲームを林/髙澤ペアが奪い返すと、最終第5ゲームも1-5から逆転し、最後は11-7で勝利。
マッチカウント4-0とした立命館大学がこの時点で勝利を決め、10年ぶりとなるリーグ戦優勝を果たした。ルーキーの髙澤はシングルスとダブルスで2勝をあげる大車輪の活躍を見せた。
立命館大学は今大会、昨年春秋連覇を達成した龍谷大学に惜敗したものの、その他の試合をすべて勝ちきって、通算6勝1敗で見事な優勝を成し遂げた。
写真:屋敷大(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部
また、1部の殊勲賞には4年の屋敷大が選出され、チームの優勝に大きく貢献する活躍を見せた。
なお、1部最下位となった佛教大学は2部降格となり、7位の大阪経済法科大学は、17日に行われる2部2位の大阪商業大学との入れ替え戦に臨む。
男子2部では関西大学が全勝で優勝し、2024年春リーグ以来の1部復帰を決めた。2位には大阪商業大学が入り、1部7位の大阪経済法科大学との入れ替え戦に臨む。
男子3部ではAリーグをびわこ成蹊スポーツ大学が、Bリーグを大阪大学がそれぞれ優勝し、3部優勝決定戦ではびわこ成蹊スポーツ大学が大阪大学に3対1で勝利。3部優勝を果たしたびわこ成蹊スポーツ大学は、2部最下位の天理大学との入れ替え戦に挑む。
また、男子4部では優勝決定戦に摂南大学、大阪教育大学、兵庫県立大学が進み、4部優勝決定戦は摂南大が制覇。3部最下位の芦屋大学との入れ替え戦に進んだ。
男子1部結果
1位:立命館大学(6勝1敗)
写真:立命館大学/撮影:ラリーズ編集部
2位:同志社大学(5勝2敗)
写真:同志社大学/撮影:ラリーズ編集部
3位:龍谷大学(5勝2敗)
写真:龍谷大学/撮影:ラリーズ編集部
4位:京都産業大学(4勝3敗)
5位:関西学院大学(4勝3敗)
6位:近畿大学(2勝5敗)
7位:大阪経済法科大学(1勝6敗)
8位:佛教大学(1勝6敗)
男子1部個人賞・団体賞
殊勲賞:屋敷大(立命館大)
写真:屋敷大(立命館大)/撮影:ラリーズ編集部
敢闘賞:田口義仁(同志社大)
写真:田口義仁(同志社大)/撮影:ラリーズ編集部
ベストペア賞:藤本喬大/和田晃典(龍谷大)
写真:藤本喬大/和田晃典(龍谷大)/撮影:ラリーズ編集部
優秀選手賞:田口義仁(同志社大)
フェアプレー賞:該当なし
グッドマナー賞:近畿大学
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