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早稲田大・濵田一輝が3位入賞 WTTフィーダーオトーチェッツ2025で輝きを放った注目選手をピックアップ

濵田一輝(日本・世界ランキング129位)

写真:濵田一輝(早稲田大)/提供:WTT
写真:濵田一輝(日本)/提供:WTT

昨シーズンより本格的に国際大会に参戦し始めた濵田一輝は、これまでWTTフィーダーハルムスタッドベスト8、WTTヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア準優勝など、そのポテンシャルを如何なく発揮して、着実にステップアップを遂げてきた。

今大会でも、思い切りのいい両ハンド攻撃でポイントを重ね、競り合った場面でも一歩も引かないプレーで勝ち上がった。準決勝のガチーナ戦では終盤で安定感を欠いてしまい、惜しくも敗れたものの、戦いぶりは決して悲観するものではない。

中高の同期である篠塚大登や谷垣佑真、岡野俊介の活躍に負けず劣らず、今後もコンスタントに国際舞台での経験を積み、羽ばたいてほしい。

サビーネ・ウィンター(ドイツ・世界ランキング58位)

サビーネ・ウィンター(ドイツ)
写真:サビーネ・ウィンター(ドイツ)/提供:WTT

サビーネ・ウィンター(ドイツ)は、ドイツ代表としてワールドカップやヨーロッパ選手権への出場経験がある32歳。元々は右シェーク裏裏の攻撃型選手であったが、今シーズンに入ってバック面をアンチラバーに変更した異色の選手でもある。

しかし、アンチ歴わずか数ヶ月でウィンターはヨーロッパTOP16で3位入賞を果たすと、今大会でも赤江夏星(日本生命)らを破って決勝まで勝ち上がる強さを見せている。

元々、バックハンドよりもフォアハンドに強みを持っていた選手だけに、アンチラバーでチャンスメイクをしてフォアで仕留める戦術がマッチしており、32歳ながらも今後の成長がまだまだ期待できる選手と言える。

文:和田遥樹

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