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愛工大名電が3年ぶりの頂点に 今枝監督「優勝できたことが信じられません」<全国高校選抜2025>

今枝監督コメント

今の気持ちは?

いやあ、本当に嬉しいですね。やっぱり勝つのは最高です。高校3年生の坂井雄飛、菅沼翔太、渡邊康靖らスター選手が抜けた状況の中での戦いだったので、厳しい戦いになることは分かっていました。

それでも、こうして優勝できたことが信じられません。本当に最高の気分です。

今大会の勝ち上がりについて

常に「勝負に行こう」という気持ちで臨みました。逃げのオーダーではなく、あくまで勝負するオーダーを意識していました。準決勝も厳しい戦いになると覚悟していましたが、1番、2番のオーダーを変えれば、多少は楽になったかもしれません。

でも、あえて勝負を選びました。その決断が最後に結果としてつながったのだと思います。

準決勝後のミーティングではどのような話し合いをしたのか?

オーダーについて細かく話し合いました。「4番、5番を逆にするか」「1番、2番はどうするか」など、いろいろな選択肢を検討しましたね。でも、最終的には最初から決めていたオーダーに落ち着きました。

私自身、「こうしたい」という考えはありましたが、選手たちの意見を聞くことで新たな視点も得られました。お互いに意見を出し合いながら、チームにとって最適な形を探しました。

ダブルスの印象は?

いや、本当上手くくいきすぎたと思うくらいです。ダブルスで勝てるとは正直思っていなかったし、2番が負けても仕方ないとさえ思っていました。

前回、持田は渡邊くんに負けていましたし、逆に木村くんには東京選手権で3-0で勝っていたのに、今回はその逆の結果になりました。本当に紙一重の勝負ばかりでしたが、最終的に勝ちきることができて良かったです。

試合ごとにヒーローがいたのでは?

写真:橋本悠嵩(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部
写真:橋本悠嵩(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

そうですね。橋本も本当に頑張ってくれました。育英との試合でも大事な勝利を挙げてくれましたし、希望が丘との試合でも、あの勝利がなければと思うと正直ゾっとします。

チーム全員が、それぞれの場面でしっかりと役割を果たしてくれたことが、今回の優勝につながったと思います。

男子学校対抗 準決勝

〇野田学園(山口)3-0 静岡学園(静岡)

〇中城瑛貴 3-1 長谷川創大
〇木村友哉 3-0 倉知奏介
〇岡本智心/由本琉惺 3-0 倉知奏介/増田凌志
岡本智心 – 本間唯斗
渡邉凉吾 – 増田凌志

希望が丘(福岡)1-3 愛工大名電(愛知)〇

森眞奈斗 1-3 橋本悠嵩〇
〇大貫蓮弥 3-2 面田知己
森眞奈斗/森駿登 1-3 面田知己/持田陽向〇
石田悠大 2-3 杉浦涼雅〇
森駿登 – 持田陽向

男子学校対抗 決勝

野田学園(山口)1-3 愛工大名電(愛知)〇

中城瑛貴 0-3 面田知己〇
9-11/7-11/7-11

〇木村友哉 3-2 杉浦涼雅
13-11/12-10/6-11/6-11/15-13

岡本智心/由本琉惺 1-3 面田知己/持田陽向〇
4-11/11-9/7-11/5-11

渡邉凉吾 1-3 持田陽向〇
5-11/11-8/10-12/8-11

岡本智心 – 橋本悠嵩

男子学校対抗最終順位

1位:愛工大名電(愛知)

写真:愛工大名電(愛知)/撮影:ラリーズ編集部
写真:愛工大名電(愛知)/撮影:ラリーズ編集部

2位:野田学園(山口)

写真:野田学園(山口)/撮影:ラリーズ編集部
写真:野田学園(山口)/撮影:ラリーズ編集部

3位

静岡学園(静岡)
希望が丘(福岡)

ベスト8

白子(三重)
遊学館(石川)
実践学園(東京)
育英(兵庫)

殊勲賞:面田知己(愛工大名電)

写真:殊勲賞の面田知己(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部
写真:殊勲賞の面田知己(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

敢闘賞:木村友哉(野田学園)

写真:敢闘賞の木村友哉(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部
写真:敢闘賞の木村友哉(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部

2部男子シングルス最終順位

写真:東亮太(木更津総合高)/撮影:ラリーズ編集部
写真:東亮太(木更津総合)/撮影:ラリーズ編集部

優勝:東亮太(木更津総合・千葉)
準優勝:矢野礼人(FCI明徳・愛媛)
3位:井村優也(湘南工大附・神奈川)、森渉流(菊華・愛知)

文:ラリーズ編集部

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