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T.T彩たまが悲願の初優勝 宇田幸矢がパリ五輪代表・篠塚大登との激戦制す<卓球・Tリーグ2024-2025男子ファイナル>

<卓球・ノジマTリーグ2024-2025シーズン男子プレーオフセミファイナル 日程:3月22日 場所:代々木第二体育館>

3月22日、ノジマTリーグ2024-2025シーズン男子プレーオフセミファイナルが開催された。

第1マッチのダブルスでは小林広夢/有延大夢(T.T彩たま)ペアと、吉村真晴/チョスンミン(琉球アスティーダ)ペアが対戦。第1ゲームは吉村/チョペアがゲームを奪取するも、レギュラーシーズンベストペア賞の小林/有延ペアが地力を見せ、第2、第3ゲームを連取し、逆転勝利。T.T彩たまが先制点をあげる。

第2マッチでは、曽根翔(T.T彩たま)と張本智和(琉球アスティーダ)が対戦。過去にTリーグで何度も対戦している両者の対決は、第1ゲームからゲームを取り合う展開となり、勝負はフルゲームにもつれ込む。

しかし、6-6から始まる最終第5ゲームは張本が4ポイント連取で早々にマッチポイントを握り、曽根に1点を返されるも、最後は11-7で張本が取り切って勝利。張本の会心の勝利で琉球アスティーダがマッチカウントを1-1のタイとした。

第3マッチでは、有延大夢(T.T彩たま)と吉村真晴(琉球アスティーダ)が対戦。ともに野田学園高校出身で互いに手の内を知り尽くしている両選手の対戦は、第1ゲームを吉村、第2ゲームを有延が奪取する展開に。しかし、第3ゲームからは有延が主導権を握り、第3、第4ゲームを連取。ゲームカウント3-1で有延が勝利し、T.T彩たまが優勝に王手をかけた。

第4マッチでは、宇田幸矢(T.T彩たま)と篠塚大登(琉球アスティーダ)が対戦。試合は第1ゲームを宇田が取ると、続く第2ゲームは篠塚が取り返すシーソーゲームに。勝負は最終第5ゲームにもつれたが、第5ゲームは序盤から積極的な攻撃の姿勢を見せた宇田が先にマットポイントを握り、最後は11-7で取り切って勝利。

マッチカウント3-1でT.T彩たまが勝利し、7シーズン目にして初のリーグ優勝を果たした。

ノジマTリーグ2024-2025シーズン 男子プレーオフファイナル

琉球アスティーダ 1–3 T.T彩たま〇

吉村真晴/チョスンミン 1-2 小林広夢/有延大夢〇
6-11/11-9/10-12

〇張本智和 3-2 曽根翔
11-5/8-11/11-8/13-15/11-7

吉村真晴 1-3 有延大夢〇
9-11/11-9/4-11/6-11

篠塚大登 2-3 宇田幸矢〇
9-11/11-8/9-11/11-7/7-11

文:ラリーズ編集部

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