
男子は全試合5番まで回る大激戦 女子は桜丘が明徳義塾との接戦制す<全国高校選抜2025男女学校対抗>
<第52回全国高等学校選抜卓球大会 3月21~23日 岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)、岡山市総合文化体育館>
3月21~23日に岡山県にて第51回全国高等学校選抜卓球大会が開催されている。22日には男女決勝トーナメントの準々決勝が終了した。
22日男子総括
男子決勝トーナメント準々決勝は、全試合が5番までもつれる大激戦となった。
写真:中城瑛貴(野田学園高)/撮影:ラリーズ編集部
第1シードの出雲北陵(島根)を破って勝ち上がった白子(三重)は、野田学園(山口)と対戦。互いに譲らない攻防が続き、勝負の行方は5番の鈴木竣翔(白子)と木村友哉(野田学園)に委ねられた。
試合はゲームカウント2-1で木村がリードしたが、鈴木が粘って追いつき、最終第5ゲームへ突入。最後は伝統校の底力を発揮した木村が11-2で圧倒し、野田学園がベスト4に進出した。
写真:倉知奏介(静岡学園高)/撮影:ラリーズ編集部
静岡学園(静岡)と遊学館(石川)の試合では、5番で本間唯斗(静岡学園)と小野拓真(遊学館)が対戦。第4ゲームを小野が奪いベスト4に王手をかけたが、本間が逆転で取り切り、静岡学園が勝利を掴んだ。
希望が丘(福岡)と実践学園(東京)の試合では、第1試合で石田悠大(希望が丘)が敗れたものの、森眞奈斗(希望が丘)と森駿登(希望が丘)がシングルスで勝利し、最後は大貫蓮弥(希望が丘)が決勝点を挙げ、希望が丘がマッチカウント3-2で逆転勝利。ベスト4進出を決めた。
写真:面田知己(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部
育英(兵庫)と愛工大名電(愛知)の対戦は、育英が一時リードしたものの愛工大名電が最終ゲームで連勝し、マッチカウント3-2で逆転勝利。
これにより、男子ベスト4は野田学園、静岡学園、希望が丘、愛工大名電の4チームに決定した。
22日女子総括
女子卓球決勝トーナメントでは、各校の激戦が繰り広げられた。
四天王寺(大阪)は龍谷大平安(京都)に対し、3-0で快勝を収めてベスト4入り。
山陽学園(岡山)と進徳女子(広島)の対戦では、樋口美空(山陽学園)が浅井柚香(進徳女子)に敗北したが、エースの面手凛(山陽学園)が3番ダブルス、4番シングルスと連取し、山陽学園が勝利を収めた。
桜丘(愛知)は明徳義塾(高知)に3-2で勝利。田旻一(桜丘)が竹本薫乃(明徳義塾)に3-0で勝利したが、立川釉菜(明徳義塾)が中野優里奈(桜丘)に3-2で勝利し、試合は1-1のタイに。続くダブルスでは明徳義塾ペアが勝利し、勝利に王手をかける。
しかし、4番で山室早矢(桜丘高)、5番で丸添美咲(桜丘高)がそれぞれストレートで勝利し、桜丘が勝負を制した。
正智深谷(埼玉)と横浜隼人(神奈川)の関東高対決は、横浜隼人がマッチカウント3-2で勝利し、ベスト4に進出した。
これにより四天王寺、山陽学園、桜丘、横浜隼人の4校がベスト4に進出し、23日の準決勝に挑む。
男女学校対抗決勝トーナメント2回戦の結果は以下の通り。
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