• HOME
  • 記事
  • 卓球
  • 日本大・伊藤礼博、男子単王者に 中学2年生のカデット以来の東京選手権V<東京選手権2025>

日本大・伊藤礼博、男子単王者に 中学2年生のカデット以来の東京選手権V<東京選手権2025>

<TOKYO OPEN 2025 第77回東京卓球選手権大会 日時:3月4日~9日 場所:東京体育館>

9日、東京選手権では男子シングルス6回戦から決勝まで行われ、伊藤礼博(日本大)が優勝を果たした。

ベスト4は大学生2人、実業団1人、中学生1人

ベスト4には、岡野俊介(朝日大)、岩井田駿斗(野田学園中)、淺津碧利(シチズン時計株式会社)、伊藤礼博(日本大)の4名が名を連ねた。

写真:安藤実慶(駒澤大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:安藤実慶(駒澤大)/撮影:ラリーズ編集部

岡野は6回戦で、怒涛の快進撃で勝ち上がったペン粒の星・安藤実慶(駒澤大)を4-1で下し、7回戦では昨年王者の宮川昌大(協和キリン㈱)を4-0で下した。

準々決勝では愛工大名電高時代の後輩にあたる坂井雄飛(愛工大名電高)を4-2で破り、安定した強さで準決勝に進んだ。

写真:岩井田駿斗(野田学園中)/撮影:ラリーズ編集部
写真:岩井田駿斗(野田学園中)/撮影:ラリーズ編集部

岩井田は6回戦で、ベテランの松平賢二(協和キリン㈱)を4-1で破ると、7回戦では野田学園中高の先輩・木方圭介(明治大)とのフルゲームを4-3で制した。

準々決勝では、今年の全日本選手権3位の谷垣佑真(愛知工業大)を下して上がってきた、加山雅基(日本大)を4-1で下し、堂々のベスト4入りを果たした。

写真:加山雅基(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:加山雅基(日本大)/撮影:ラリーズ編集部

淺津は6回戦で三浦裕大(筑波大)を4-0で一蹴し、7回戦で渡辺裕介(協和キリン㈱)を4-2で退けた。

写真:淺津碧利(シチズン時計株式会社)/撮影:ラリーズ編集部
写真:淺津碧利(シチズン時計株式会社)/撮影:ラリーズ編集部

準々決勝では鋭い両ハンドでベスト8まで勝ち上がった鈴木柊平(遊学館高)を4-2で破り、準決勝に駒を進めた。

伊藤は6回戦で、明治大学進学予定の高校3年生・梅木大智(鶴岡東高)を4-1で下し、7回戦では大学ラストイヤーの渡辺凱(國學院大)に4-0で勝利。準々決勝では濵田一輝(早稲田大)をストレートで完封し、ベスト4に名乗りを上げた。

準決勝は大学生が勝利

写真:岡野俊介(朝日大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:岡野俊介(朝日大)/撮影:ラリーズ編集部

準決勝1試合目では、岡野と岩井田が対戦。安定したプレーで勝ち上がってきた岡野に対し、勢いに乗る中学生の岩井田が挑んだ。

序盤から接戦が続いたが、岡野が冷静な試合運びで徐々にリードを広げ、ゲームカウント4-2で勝利し決勝進出を決めた。

写真:伊藤礼博(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
写真:伊藤礼博(日本大)/撮影:ラリーズ編集部

第二試合では、淺津が伊藤と対戦。堅実な両ハンドで勝ち上がった淺津だったが、伊藤の圧倒的な攻撃力が炸裂。淺津が1ゲームを奪うも反撃及ばず、伊藤が4-1で快勝し、決勝に進出した。

関連記事