日本代表、ルーマニア代表に敗戦 田勢邦史監督「混合ダブルスの負けが響いた」<卓球・ITTF混合団体ワールドカップ2024>
<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2024 日程:12月1~8日 場所:成都(中国)>
5日、ITTF混合チームワールドカップは大会5日目を迎え、第2ステージ第3試合で日本はルーマニアに敗れた。
試合後、日本代表の田勢邦史監督が報道陣の質問に答えた。
田勢邦史監督 コメント
ルーマニア戦を振り返って
写真:田勢邦史監督/撮影:ラリーズ編集部
ルーマニアはベストメンバーが揃っていて強いチームだとはわかっていましたが、取らなきゃいけないゲームが取れなかった試合になってしまったと思います。
最初の混合ダブルスを0-3で落としてしまったことが響いたのでは
そこは大きかったと思います。ルーマニアのペアは五輪に出ているペアで、1ゲーム目は実力差を見せつけられました。(2、3ゲーム目はチャンスはあったんですが)2ゲーム目は9-9で、3ゲーム目は7-3リードからの10-8になって、どちらも勝ち切れなかったです。
やはり、(今大会のルールとして)ゲームカウント0-3があると厳しいですし、そこで流れがルーマニアにいってしまったと思います。
2番、3番のシングルスに関して
2番の笹尾は1ゲーム目を取ってくれたんですが、残りの2ゲームは取られてしまいました。やはり、1番の混合ダブルスで0-3になっていたこともあって、プレッシャーがかかってしまった部分はあったと思います。もし逆に日本が3-0でリードしていたら、また違った戦い方になったのかもしれないです。
3番の田中も1-1の9-4でリードしていたところから逆転されているので、心に余裕を持ってプレーできなかった部分はあったあと思います。逆に、(田中の対戦相手の)イオネスクはルーマニアがリードしているので、思い切ってプレーできていたと思います。
6日は山場の中国戦となるが
中国もそうですし、韓国、香港と強敵との対戦が続くので、僕たちは向かっていくだけです。今日の試合は負けてしまいましたがネガティブに考える必要はないと思っているので、また明日切り替えて中国にチャレンジしていきたいと思います。
文:ラリーズ編集部
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