張本智和、東京五輪スウェーデン代表に惜敗　松島輝空も準々決勝で姿消す＜卓球・WTTコンテンダーマスカット2023＞

＜卓球・WTTコンテンダーマスカット2023　日程：10月8～14日　場所：マスカット（オマーン）＞

13日、WTTコンテンダーマスカットは大会6日目を迎え、男子シングルス準々決勝が行われた。

男子シングルス準々決勝で、世界ランキング4位の張本智和（智和企画）は同23位のアントン・ケルベリ（スウェーデン）と対戦。ケルベリは東京五輪スウェーデン代表に選出された実力者で、先日のヨーロッパ選手権で優勝したスウェーデン代表のメンバーにも入っていた。

そんな難敵相手に張本は第1ゲームを5-3でリードするも、8連続ポイントで逆転され、第1ゲームを落とす。続く第2ゲームは張本、第3ゲームはシェルベリが制し、シェルベリが先に王手をかける。

その後の第4ゲームは、張本が11-4で奪取するも、最終第5ゲームはシェルベリの素早い攻撃の前に防戦一方に。張本は先にマッチポイントを握られ、最後はシェルベリのバックドライブがオーバーし、試合終了。フルゲームの激戦の末に敗退し、準決勝進出を逃した。

世界ランキング50位の松島輝空（木下アカデミー）は同33位のリアム・ピッチフォード（イングランド）と対戦。今大会、クアドリ・アルナ（ナイジェリア）、戸上隼輔（明治大）を下すなど、快進撃を続けていた松島だったが、この試合はピッチフォードに軍配。準々決勝敗退となり、日本勢は男子シングルスで全選手が敗退となった。

男子シングルス準々決勝

張本智和（智和企画）2-3 アントン・ケルベリ（スウェーデン）〇
5-11/11-9/9-11/11-4/7-11

松島輝空（木下アカデミー）1-3 リアム・ピッチフォード（イングランド）〇
9-11/4-11/11-9/8-11

文：ラリーズ編集部