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上田仁、ブンデスリーガ前半戦の出場が不可に オーストリアで欧州CL参加へ

3日、ドイツブンデスリーガ1部のケーニヒスホーフェンがTwitterを更新し、2023-2024シーズンからケーニヒスホーフェン参戦が決まっていた上田仁が、シーズン前半戦に参戦することができなくなったと発表した。

ケーニヒスホーフェンの発表によると、今回の事態はチームが行った選手登録の不手際が原因とのこと。これにより、上田がケーニヒスホーフェンの一員としてプレーできるのは、2023-2024シーズン後半戦となる来年1月からになる。

また、ケーニヒスホーフェンは、来年1月まで上田はオーストリアブンデスリーガ1部のウィーナー・ノイシュタッドに加入し、欧州CLに出場する見通しであることも併せて発表した。

ブンデスリーガリ参戦のために日本の家も引き払い、家族でのドイツ移住を予定していた上田のショックは計り知れないが、まずはオーストリアで活躍し、心身ともに万全の状態でドイツでプレーできるようになることを願うばかりだ。

上田仁コメント

ドイツ・ブンデスリーガでのデビューを楽しみにしていたので、第一報をもらったときはとてもショックでした。このたびの海外移住は幼い子ども2人と妻も一緒なので、家族の負担を考えると突然の計画変更に戸惑いはあります。

とは言え、オーストリアでプレーできることになったことは前向きに受け止めていて、お力添えいただいた株式会社タマス バタフライ・ヨーロッパの梅村礼さんとフェゲアル選手に心から感謝しています。

そもそもドイツ行きを決めたのは『卓球で自分の生き方を表現する』ためでした。人生には何が起こるかわからない。思い通りにいかないことも覚悟の上での挑戦なので、卓球の神様に試されているのだと思い、逆境を何とかいい方向に変えてチームに貢献していきたいと思います

文:ラリーズ編集部

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