＜卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2023 日時：4月23日～29日 場所：バンコク（タイ）＞
4月23日から開幕した、WTTスターコンテンダーバンコク2023。26日には、各種目の2回戦が行われた。
木原が逆転勝利
女子シングルス2回戦で、平野美宇（木下グループ）はマルガリタ・ペソツカ（ウクライナ）と対戦。第1ゲームこそ11-9と競り合いになるも、圧倒的な強さと安定感を見せ、ゲームカウント3-0で平野が勝利した。
写真：マルガリタ・ペソツカ（ウクライナ）/提供：WTT
3回戦では、平野はチャン・リリー（アメリカ）と対戦する。
同じく女子シングルス2回戦で、木原美悠（木下グループ）とリー・ジオン（韓国）が対戦。競り合いの末に、リーが2ゲーム連取し、木原が追い詰められる形となる。
写真：木原美悠（木下グループ）/提供：WTT
そこから粘りを見せた木原が、デュースとなる激戦を制して2ゲーム連取し、勝負はフルゲームへ。最終ゲームは勢いそのまま、木原がリーを圧倒し、ゲームカウント3-2で木原が逆転で勝利を飾った。
写真：リー・ジオン（韓国）/提供：WTT
また、長﨑美柚（木下グループ）は香港のエース、杜凱琹（ドゥホイカン・中国香港）と対戦。長崎が終始安定感を見せ、相手にゲームポイントを握らせることもなく、圧倒した試合運びで3ゲーム連取し、ゲームカウント3-0で長崎が勝利した。
写真：杜凱琹（ドゥホイカン・中国香港）/提供：WTT
3回戦では、木原と長崎が対戦する組み合わせとなる。ダブルスペアであり、手数が分かっている以上、激戦必須であり、見ごたえのある試合となるだろう。
写真：長﨑美柚（木下グループ）/提供：WTT
また、女子シングルス2回戦では張本美和が登場。韓国の実力者、崔孝珠（チェヒョジュ・韓国）と対戦。
第1ゲームを11-2で張本が圧倒したが、第2ゲームは互いにゲームポイントを握る大接戦となる。張本がなんとか崔を振り切り、19-17というスコアで第2ゲームを制す。
写真：崔孝珠（チェヒョジュ・韓国）/提供：WTT
第3ゲームは終始張本のペースで試合が進み、11-5でこのゲームを制し、ゲームカウント3-0で張本が勝利。3回戦に駒を進めた。
そのほか、小塩遥菜（JOCエリートアカデミー/星槎）は蒯曼（クワイマン・中国）と対戦。デュースまでもつれる激戦を演じるが、粘り強さを見せた蒯が取り切り、ゲームカウント0-3で小塩は敗れた。
写真：小塩遥菜（JOCエリートアカデミー/星槎）/提供：WTT
また、笹尾明日香（日本生命）とベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）が対戦。強気な攻めを見せ、第1ゲームを笹尾が先取するも、さすがの強さを見せたスッチがそこから3ゲームを連取。ゲームカウント1-3で笹尾は敗れ、二回戦敗退となった。
写真：笹尾明日香（日本生命）/提供：WTT
木原/長﨑、4強進出
女子ダブルス2回戦で、木原/長﨑ペアはベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）/ソフィア・ポルカノバ（オーストリア）ペアと対戦。互いにゲームを取り合う展開となり、追いつかれる形でフルゲームへ。
写真：木原美悠/長﨑美柚（木下グループ）/提供：WTT
最終セットは息の合ったコンビネーションを見せた日本ペアが11-6で制し、ゲームカウント3-2で日本ペアが勝利。準決勝進出を決めた。
準決勝では李昱諄（リユジュン）/鄭怡静（チェンイーチン・チャイニーズタイペイ）ペアと対戦する。
26日の日本選手試合結果と、27日の試合予定は以下の通り。
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