世界ランキング9位・邱党が2勝 ボルシア・デュッセルドルフが優勝に王手<卓球・ヨーロッパチャンピオンズリーグ男子決勝第1戦>
<卓球・ヨーロッパチャンピオンズ男子決勝第1試合 日程:3月31日>
3月31日、ヨーロッパチャンピオンズリーグは決勝第1戦が行われた。
邱党が2得点の活躍
ヨーロッパ各国の強豪クラブが集う、ヨーロッパチャンピオンズリーグは準決勝までが終了。
決勝には、張本智和(IMG)らを擁すノイウルムとの激闘を制した、ブンデスリーグ1部の名門・ボルシア・デュッセルドルフと、準決勝でミュールハウゼンに勝利した、こちらもブンデスリーグ1部のザールブリュッケンの対戦となった。
写真:邱党(キュウダン・ドイツ)/提供:WTT
1番から世界ランキング9位の邱党(キュウダン・ドイツ)と、世界ランキング11位のダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)というトップクラスの対戦カードが実現。
ヨルジッチの剛球を前中陣で捌き切った邱党がゲームカウント3-0で制し、ボルシアが先制点を上げる。
写真:パトリック・フランチスカ(ドイツ)/提供:WTT
2番では、パトリック・フランチスカ(ドイツ)が今季ブンデスリーグで17勝を上げるアントン・ケルべリ(スウェーデン)に対し終始パワーで圧倒し、ゲームカウント3-0で勝利。マッチカウントは1-1となる。
3番で世界卓球2022ドイツ代表のカイ・スタンパー(ドイツ)が勝利し、ボルシア・デュッセルドルフが勝利に王手をかけるも、4番でヨルジッチがケルべリに勝利し、勝負はラストへ。
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:WTT
5番では邱党とフランチスカが対戦。先日のドイツ選手権決勝の再戦となったこの一戦は、第4ゲームでは19-19までもつれる程の超接戦となる。
互いの意地がぶつかり合うも、最後は邱党が強烈なフォアドライブを叩き込み、ゲームカウント3-1で勝利。ボルシア・デュッセルドルフの勝利を決めた。
写真:邱党(キュウダン・ドイツ)/提供:WTT
なお決勝戦第2試合は、4月3日に行われる。決勝戦第1試合結果は以下の通り。
ザールブリュッケン 2-3 ボルシア・デュッセルドルフ〇
ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)0-3 邱党(キュウダン・ドイツ)〇
〇パトリック・フランチスカ(ドイツ)3-0 アントン・ケルべリ
セドリック・ヌイティンク(ベルギー)0-3 カイ・スタンパー〇
〇ヨルジッチ 3-0 ケルべリ
フランチスカ 1-3 邱党(キュウダン)〇
文:ラリーズ編集部
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