【Tリーグ】張本智和「残り数パーセントの気力を振り絞った」優勝決めた琉球アスティーダの選手、監督の声
吉村真晴コメント
試合を振り返って
今日は会場に入ってから誰よりも勝ちにこだわっている自信があったので、その結果が単複2勝を上げることに繋がったかなと思います。
3番で張本選手が勝ち、4番で僕が優勝を決めるというシナリオをイメージしていました。しかし3番で篠塚選手が素晴らしいプレーで張本選手に勝利し、追い込まれました。
でも逆に力が抜けたというか、ビクトリーマッチの張本選手に繋げよう、という新たなモチベーションで4番を戦えたと思います。結果的にカルデラノ選手に勝つことができ、今後に繋がる自信になりました。
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
来季に向けて
もちろん2連覇目指して頑張っていきます。張本選手は今回の試合では、満足いくプレーでは無かったと言っていたので、来期もファイナルに進出して、張本選手と共に素晴らしいプレーを見せたいと思います。
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
張本智和コメント
優勝した今の気持ち
もちろん優勝したことは嬉しいですが、3番で負けたことがとても悔しいです。
ファイナルという1番の大きな舞台でとんでもないことをしてしまって、正直自分のことが大嫌いになりました。ここで1敗することで、シーズン全勝しようが何の意味があるんだろうかと、10敗分も20敗分も苦しい気持ちになりました。
4番で最高のプレーを見せてくれて、ビクトリーマッチに繋げてくれた(吉村)真晴さんに感謝したいと思います。
3番の敗因、VMの勝因は
3番では、技術というよりは気力が足りなかったことが、一番の敗因だと思いました。1月の全日本から始まり、国内、国外問わず多くの大会が重なり、正直誰と試合をしているか分からなくなる位のスケジュールとなっていました。
写真:張本智和(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
ビクトリーマッチでは、残り数パーセントの力を振り絞って、勝ちたいと思わず、自分のプレーを自由に出し切ろうと思っていました。最後勝つことができて、やっと移籍した意味があるのかなと思えました。
来季に向けて
琉球アスティーダとしての勝ち方を、ある程度は掴むことができたのではないかと思います。来季はレギュラーシーズン1位、リーグ連覇を狙います。個人としても変わらず、全勝を目指していきます。
写真:張本智和(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
ノジマTリーグ2022‐2023シーズンプレーオフファイナル試合結果
木下マイスター東京 2-3 琉球アスティーダ〇
大島祐哉/篠塚大登 1-2 吉村真晴/吉村和弘〇
7-11/12-10/12-14
〇及川瑞基 3-1 濵田一輝
11-8/11-7/8-11/11-9
〇篠塚大登 3-0 張本智和
11-8/11-7/11-8
ウーゴ・カルデラノ 2‐3 吉村真晴〇
6-11/11-6/3-11/11-9/7-11
ウーゴ・カルデラノ 0-1 張本智和〇
4-11
ノジマTリーグ2022‐2023シーズンプレーオフファイナル試合予定
3/26 18:30~ 木下アビエル神奈川 ‐ 日本生命レッドエルフ
文:ラリーズ編集部
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