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各種目で本選出場者が決定 牛冠凱が中国人対決を制す<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ>

<WTTフィーダーデュッセルドルフⅡ 日時:2月21日~24日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>

21日、WTTフィーダーデュッセルドルフⅡが開幕し、男女シングルスとダブルス種目の予選が行われた。

予選から中国人対決の好試合

男子シングルス予選では、ANDRAS Csaba(ハンガリー)とのフルゲームの激闘を制して勝ち上がった牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)と、予選2回戦で圧倒的な試合を見せたカットマンのWANG Chen Ce(中国)の中国人対決が勃発した。

第1ゲームでは、緩急を織り交ぜた前陣での速攻で牛が先制するも、大きなラリーを制して主導権を握ったWANGが第2ゲームを奪い返す。


写真:WANG Chen Ce(中国)/提供:WTT

第3ゲームでは、予選とは思えないレベルの高い攻防で、両者一歩も引かない試合展開を見せる。WANGが10-9と先にマッチポイントを握るも、安定感のある返球で冷静にポイントを重ねた牛が逆転に成功。流れを掴んだ牛が第4ゲームも連取し勝利。本選出場を決めた。

他にも、世界卓球2022中国香港代表のLI Hon Ming(中国香港)を下して勝ち上がったMUTTI Matteo(イタリア)や、予選1回戦から1ゲームも落とさずに勝ち上がったMARTINKO Jiri(チェコ)らが本選出場を決めている。

男女複で本選出場者が決定

男子ダブルス予選では、中国香港の若手ペアをゲームカウント3-1で下したMLADENOVIC Luka/GLOD Eric(ルクセンブルク)ペアらが本選出場を決めた。


写真:MLADENOVIC Luka/GLOD Eric(ルクセンブルク)/提供:WTT

女子ダブルスでは、クロアチアとセルビアの国際ペアとのフルゲームの激闘を制したKUMAHARA Luca/TAKAHASHI Giulia(ブラジル)ペアらが本選出場を決めた。

22日からは各種目で本選が行われ、日本勢からは男子シングルス1回戦に神巧也(ファースト)、男子シングルス2回戦からの出場となる田中佑汰(愛知工業大)が初戦に臨む。

神は初戦で世界卓球2022代表の黄彦誠(ハンヤンチェン・チャイニーズタイペイ)との対戦となる。初戦から代表選手との試合になるが、強敵相手にどのような試合展開を見せるかが見どころだ。

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