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世界ランク6位の選手が10試合の出場停止と1万ユーロの罰金処分へ リーグ規約に違反

2月10日、卓球のドイツブンデスリーガは、世界ランキング6位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)に対して、リーグ契約違反を理由にブンデスリーグ10試合の出場停止と1万ユーロの罰金を科すことを発表した。

モーレゴードは、世界ジュニア選手権で2度の準優勝を飾り、2021年の世界選手権では並みいる強豪選手を次々と下して準優勝を果たした選手。20歳にして世界ランキング6位に位置しており、過去には日本のTリーグにも参戦していた経歴を持つ。

そんなモーレゴードは、現在ドイツブンデスリーガのノイ・ウルムと契約しており、今シーズンはここまで5試合に出場していた。ドイツブンデスリーガでは所属選手が他国のリーグに出場することを認めておらず、他国のリーグでプレーするには、別途申請を行ってチームを移籍する必要がある。

しかし、モーレゴードはこの申請を行わずに1月末に母国のスウェーデンリーグに出場した。これにより、ドイツブンデスリーガはモーレゴードを契約違反と認定し、10試合の出場停止と1万ユーロ(約150万円)の罰金が科せられることとなった。

なお、今シーズンのドイツブンデスリーガでは、2023年1月1日までに申請してチームを移籍すれば他国のリーグに参戦することが認められていた。

文:ラリーズ編集部

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