＜WTTコンテンダーアンマン 日時：2月6日～12日 場所：ヨルダン・アンマン＞
7日、WTTコンテンダーアンマンが3日目を迎え、男女シングルスの本選決定戦が行われた。
吉山僚一が惜しくも予選敗退
男子シングルス本選決定戦では吉山僚一（愛工大名電高）が出場し、高承睿（ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ）との対戦となった。
第1ゲームでは、序盤から高承睿の攻撃的な両ハンドで大きく点差を広げられる。吉山が5-10から驚異の5点連取を見せるも一歩及ばず、10-12で第1ゲームを先取される。
写真：吉山僚一（愛工大名電高）/提供：WTT
回転量の多い返球で先手を取った吉山が第2、第3ゲームを奪うも、第4ゲームでは10-8から高承睿の4連続得点で逆転を許し、最終第5ゲームに突入。
第5ゲームでは、激しい打撃戦になるも終始相手のペースで試合が進み、ゲームカウント2-3で敗退。惜しくも本選出場を逃した。
他のブロックでは、本選決定戦でダニエル・ハーベソン（オーストリア）に勝利したROLLAND Jules（フランス）や徐瑛彬（シュインビン・中国）、ベンス・マヨロス（ハンガリー）らが本選進出を決めた。
伊藤、宇田、戸上は上位進出なるか
9日からは男女シングルス本選と男女ダブルスが行われる。男子シングルスでは、宇田幸矢（明治大）と戸上隼輔（明治大）が本選からの出場となる。
写真：戸上隼輔（明治大）/撮影：ラリーズ編集部
宇田と戸上は男子ダブルスの第1シードでの出場とのこともあり、2種目での活躍に大きな期待が寄せられる。
女子シングルスでは、伊藤美誠（スターツ）が第1シードでの出場となる。
伊藤は1回戦を勝ち上がると、先日のTリーグのビクトリーマッチでは敗れている鄭怡静（チェンイーチン・チャイニーズタイペイ）、WTTフィーダーアンマン女子シングルスで優勝の蒯曼（クワイマン・中国）の勝者と対戦することとなる。
どちらと対戦しても激戦となることが予想されるが、まずは9日の初戦を突破し、上位進出に向け確実な一歩を踏み出すことが期待される。
日本選手の試合結果、8日の試合予定は以下の通り。
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