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張本/早田ペアが混合複で2連覇 男子単は波乱の展開に<全日本卓球2023・4日目>

男女シングルス総括

男子シングルス

吉村和弘
写真:吉村和弘(個人)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス4回戦ではスーパーシードが次々と敗れる波乱の幕開けとなった。吉村和弘(個人)は前回大会準優勝の松平健太(ファースト)相手に2度のデュースを制して4-2で勝利を挙げた。小林広夢(日本大)や高見真己(日鉄物流ブレイザーズ)がスーパーシード選手を破って勝ち進んだ。

丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)
写真:丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)と阿部悠人(専修大)/撮影:ラリーズ編集部

一方、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)は関東学生選手権王者の阿部悠人(専修大)と対戦。ゲームカウント0-3と追い込まれた丹羽だったが、得意のカウンターを武器に体勢を立て直し逆転で勝ち星を挙げた。

女子シングルス

安藤みなみ
写真:安藤みなみトップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス4回戦では伊藤美誠(スターツ)や安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)、芝田沙季(ミキハウス)らスーパーシード勢が着実に勝利を挙げ、5回戦進出を決めている。足の痛みが心配されていた平野美宇(木下グループ)も、シングルスでの優勝を目指して白星スタートを切っている。

仲本
写真:仲本七虹(専修大)/撮影:ラリーズ編集部

その中で激闘を繰り広げたのは、仲本七虹(専修大)だ。前回大会でベスト8に入っている木村光歩(中国電力)相手にゲームカウント2-3と不利な展開になったが、第6ゲームのデュースを制すと最終ゲームでもデュースにもつれ込んだ。最後は17-15で仲本がギリギリの戦いに勝利した。

5日目となる27日には、男女シングルスの5回戦と6回戦、男女ダブルスで5回戦と準々決勝が行われる。

27日見どころ

佐藤瞳・橋本帆乃香
写真:佐藤瞳橋本帆乃香(ミキハウス)ペア/撮影:ラリーズ編集部

27日は男女ダブルスの5回戦からスタートする。女子ダブルスでは鉄壁の守備力を誇る佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)ペアが枝廣愛/工藤夢(中央大)ペアと対戦するが、世界でも指折りのカット主戦型2名に対して中央大ペアはどう戦っていくのか見物だ。

宇田幸矢/戸上隼輔
写真:戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)ペア/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルスでは前回王者の戸上隼輔/宇田幸矢(明治大)ペアが、松島/及川瑞基(木下グループ)ペアとの一戦に臨む。明治大ペアの攻撃卓球か、松島/及川ペアの安定感と技巧派卓球か。勝利の女神はどちらに微笑むのか。

村松雄斗(La VIES)
写真:村松雄斗(La VIES)/撮影:ラリーズ編集部

男女シングルスも5回戦、それから6回戦と続いていく。3冠も視野に入る張本智和は4回戦の竹﨑千明(岡谷市役所)と同じくカット主戦型の村松雄斗(La VIES)と対戦する。早田もまた勢いのある面田采巳(四天王寺高)との試合に勝利なるか。

文:ラリーズ編集部

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