• HOME
  • 記事
  • 卓球
  • 「最低でもメダルを取って表彰台に」篠塚/木原ペアが前回優勝ペアとの大一番に挑む<全日本卓球2023>

「最低でもメダルを取って表彰台に」篠塚/木原ペアが前回優勝ペアとの大一番に挑む<全日本卓球2023>

<天皇杯・皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日時:1月23日~29日 場所:東京体育館>

24日、全日本卓球選手権大会は2日目を迎え、混合ダブルス4回戦では篠塚大登(愛知工業大)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペアが堀大志(岐阜信用金庫)/竹本朋世(十六銀行)ペアにゲームカウント3-0で勝利した。

試合後、篠塚/木原ペアが報道陣のインタビューに答えた。

篠塚大登コメント

試合を振り返って

写真:篠塚大登(愛知工業大)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/撮影:ラリーズ編集部
写真:篠塚大登(愛知工業大)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/撮影:ラリーズ編集部

今回初めてミックスダブルスに出たんですが、今日は男子ダブルスと合わせて6試合を戦い、疲れた1日でした。あまり練習ができていなかったので、最初はお互い上手くプレーができませんでしたが、少しずつ良くなっていると思います。

ペアの木原選手について

木原選手はトップクラスの選手なので、優勝を目指せると思っています。木原選手は台上技術が多彩なので、(木原選手が)台上でチャンスを作って、甘くなったボールを自分が狙うことを意識していました。

また、自分はバックで決めにいこうとしすぎる癖があったので、木原選手がチャンスを作ってから自分が回り込んでフォアハンドで決めに行く練習を重ねました。今回の試合ではその練習の成果が出て、フォアハンドの手ごたえが良かったです。

今後の試合について

25日の準々決勝では一番強い張本智和/早田ひなペアとの対戦になります。組み合わせが出たときから「勝ちたい」と思っていたので、自分達は思い切って向かっていくだけです。

シングルスではパリ選考のポイントのことはあまり気にせず、1試合1試合、上を目指して頑張りたいです。

木原美悠コメント

試合を振り返って

少しずつコンビネーションが良くなってきていると思います。(世界選手権)アジア大陸予選が終わってからは2日間しか練習できていませんが、そこでも良い試合ができたので、練習日数が少なくても試合に勝つ自信はありました。

パートナーの篠塚選手について

篠塚選手はミスが少ないので自分も良いプレーができるし、良い影響を与えてくれるパートナーだと思います。篠塚選手とは久々にペアを組みましたが、ダブルスの感覚も以前と変わらなかったし、良くなっていると感じます。

25日の試合について

今大会の一番大きな壁は準々決勝で対戦する張本/早田ペアだと思っています。昨年は宇田幸矢選手と組んで負けていることもあって、そのときに悪かった部分を改善して、明日は勝ちたいです。

準々決勝では4人の中で自分だけが表ソフトラバーを貼っているので、張本選手のチキータやラリー中の強いボールを封じるようなプレーをしたいです。女子選手が男子選手のボールを取ることは難しいですが、台に入れるだけでも頑張りたいです。

今大会の目標

去年まではジュニアもあって「追われるプレッシャー」がありましたが、やっとジュニアが終わって気持ちの面で楽になりました。パリ五輪の選考がかかっている今大会は、3種目とも最低でもメダルを取って表彰台に乗りたいです。

文:ラリーズ編集部

関連記事