北海道内外の学生が代表権獲得 「良い親孝行に」初の全日本決めた選手も<全日本選手権北海道予選>
<北海道卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:10月14日~16日 場所:旭川市リアルター夢りんご体育館>
2023年全日本卓球選手権大会(以下、全日本)が2023年1月23日~1月29日の日程で東京体育館にて開催予定となっている。それに伴い、全国各地で予選会が行われている。
10月14日~16日には北海道にて予選会が実施され、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男女シングルスの出場者が決定した。
写真:高山結女子(日本大)/撮影:ラリーズ編集部
近年は実業団のJR北海道の所属選手や北海道の高校出身で関東の大学で活躍する選手の通過が目立っていたが、今回は札幌大学、札幌国際大学と北海道内で腕を磨く選手たちも一般の部で予選通過を決めている。
写真:名古屋幸希(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
札幌国際大学からは男子シングルスで国田広也、男子ダブルスで国田広也/松井海聖、女子ダブルスで杉山晴菜/髙リノカ、札幌大学からは男子シングルスで名古屋幸希、女子シングルスで松野蘭、女子ダブルスで奥山瑚々/中村璃子が全日本選手権への出場権を手にした。
写真:国田広也(札幌国際大学)/撮影:ラリーズ編集部
自身初の全日本選手権出場を決めた札幌大学の奥山瑚々/中村璃子ペアが、喜びのコメントを届けてくれた。
奥山瑚々/中村璃子ペア(札幌大学)コメント
奥山瑚々コメント
写真:奥山瑚々(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
初の全日本選手権出場なので嬉しいの一言です。決定戦が全日学予選で負けた相手でしたが、リベンジしてチャンスを物にできました。
通過した後、親にLINE「ダブルス通過できたよ」とLINEしたら「お疲れ、シングルもよろ」と意外と軽く返ってきました(笑)。でも、良い親孝行になりました。
札幌大学は、主に自分で考えて練習する環境です。学校で練習するときは男子と打つこともでき、強豪高校にも自分から希望すれば練習試合も行けます。自分の好きな練習量で自分の満足いくように練習できているのが自信に繋がって、思い切ったプレーが試合の中でできるようになりました。
本戦では、北海道の代表として自分が出場できることに感謝の気持ちを持って、中村と二人で元気のあるプレーをしたいです。
中村璃子コメント
写真:中村璃子(札幌大学)/撮影:ラリーズ編集部
通過できて、嬉しさ半分、感謝が半分、という気持ちです。高校以前の教えてくださった方々や大学の指導者の方々への感謝の気持ちが大きいです。
また、全日本に向けての手続きをしたり周りからの祝福の声を聞いたりして、徐々に実感が湧いてきて、鳥肌が立ちました。
通過した後は、家族だけでなく祖母や中学校の頃の顧問からも祝福のメッセージが来ましたし、高校(札幌大谷高校)の顧問は会場にいたので「一緒に全日本行けるな」と声をかけてくれました。少し恩返しができたと思います。
札幌大学は練習メニューが決められておらず、自分たちで好きに決められるため、伸び伸びと卓球ができています。
全日本選手権は初めての出場なので、緊張したまま終わらないように、どんな相手でも向かっていって北海道の意地を見せたいと思います。
男子シングルス(8人)
水谷良紀(JR北海道)
永田佳大(国際大学院)
宝利貴也(JR北海道)
国田広也(札幌国際大学)
澤口平(ひびのペイント)
名古屋幸希(札幌大)
佐藤星矢(愛知工業大)
荻原典和(北海道アスティーダ)
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