「信じられない」ペア結成半年の渡辺裕介/松山祐季(協和キリン)、男子複優勝<卓球・全日本社会人2022>
<第56回全日本社会人卓球選手権大会 日時:10月28日~30日 場所:長野・ANCアリーナ(安曇野市総合体育館)>
29日、全日本社会人選手権(以下、全日本社会人)が大会2日目を迎え、男子ダブルスで渡辺裕介/松山祐季(協和キリン・東京)が優勝を飾った。
大会2日目は、準々決勝からが行われ、決勝では、第1シードの大島祐哉/田添健汰(木下グループ・東京)を下した髙見真己/定松祐輔(日鉄物流ブレイザーズ・和歌山)と、決勝まで1ゲームも落とさず勝ち上がった渡辺裕介/松山祐季(協和キリン・東京)が対戦。渡辺/松山が抜群のコンビネーションを見せて、決勝も3-1で見事制した。
渡辺/松山ペアは、大会通して1ゲームしか落とさないほぼ完璧な勝ち上がりを見せ、松山は昨年(ペア:平野友樹)に続き全日本社会人ダブルス2連覇となった。
写真:渡辺裕介/松山祐季(協和キリン・東京)/撮影:ラリーズ編集部
渡辺裕介/松山祐季(協和キリン)優勝コメント
写真:渡辺裕介/松山祐季(協和キリン・東京)/撮影:ラリーズ編集部
1ゲームしか落とさずに優勝ですが
松山:自分たちのプレーをやることしか考えてなかったです
いつからペアを?
松山:今年の4月から組み始めました
半年で早々に優勝ですね
渡辺:ちょっと信じられないですね。
渡辺選手は初優勝ですか?
渡辺:全国大会はそうですね。団体はあるんですけど、個人戦はいつも2位止まりだったので、決勝に上がったときに、今回のこのチャンスをものにしたいと思っていたのですごく嬉しいです。
勝因は?
渡辺:組んだ最初の頃は、ただやってるだけの感じでなかなか結果もついてこなかったんですけど、2人で話し合って役割を明確にしました。松山は振って決めるボールがあるので、僕はそのためにつなぐプレーを徹底しようと。
自分が打つボールはしっかり丁寧に、とにかく松山に繋げるっていう作戦をずっと立ててやってきて、それが今大会はマッチしてよかったかなと思います。
松山:本当に渡辺さんに全試合、無駄なく繋いでいただいたので、僕も悪くなることなく、このプレーが続けられました。
男子ダブルス準々決勝
〇大島祐哉/田添健汰(木下グループ・東京) 3–1 上村慶哉/酒井明日翔 (シチズン時計・東京)
〇髙見真己/定松祐輔(日鉄物流ブレイザーズ・和歌山) 3–2 松平賢二/硴塚将人(協和キリン・東京)
皆川朝/平野晃生(日野キングフィッシャーズ・東京) 0–3 松下大星/宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ・大阪)〇
〇渡辺裕介/松山祐季(協和キリン・東京) 3–0 松下海輝/藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ・和歌山)
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