
<第71回夏季北信越学生卓球選手権大会 日程:8月28日~30日 場所:長野県ANCアリーナ(安曇野市総合体育館)>
8月30日、長野県の長野県ANCアリーナ(安曇野市総合体育館)で行われていた第71回夏季北信越学生卓球選手権大会は全日程が終了した。
今大会は第91回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北信越地区予選を兼ねており、その代表選手の選考も行われた。
北信越学生選手権の男子団体では、1大学につき最大2チームまでエントリーが可能というルールが定められている。男子団体決勝には新潟大学Bと新潟大学Aが進出し、層の厚さを見せた。また、新潟大学は春夏秋新人合わせて5季連続の優勝を果たした。
女子団体では金城大学と新潟大学が優勝決定戦を行い、新潟大学がマッチカウント3-2の接戦で勝利。新潟大学は2季ぶりの優勝を果たした。
男子シングルス決勝では倉又夢歩(新潟産業大)と佐藤海翔(新潟大)が対戦し、倉又が勝利。春夏の2季連続優勝を果たした。なお、ベスト4には新潟大が3名入賞した。
女子シングルス決勝では兼谷彩音(金城大)と西牧優衣(金城)が対戦し、兼谷が勝利。自身初の北信越学生選手権優勝を飾った。また、ベスト4には長谷川愛佳(金城大)、鈴木渚帆(金城大)が入り、金城大学がべすっと4を独占する結果となった。
男子ダブルス決勝では、東山莉久/清水咲汰(新潟大)ペアと佐藤海翔/比嘉要太(新潟大)ペアが対戦。結果は、東山/清水ペアが勝利し、北信越学生選手権初優勝を果たした。
女子ダブルス決勝では、須藤菜々子/西牧優衣(金城大)ペアと新沢ほのか/松尾悠華(新潟産業大)ペアが対戦。結果は、須藤/西牧ペアが勝利し、春夏の2季連続優勝を果たした。また、新沢/松尾ペアは初の北信越大会ダブルス準優勝を果たした。
全種目の成績、殊勲賞、そして全日学(個人の部)北信越地区代表選手の一覧は以下の通り。
男子団体
写真:新潟大学B/提供:北信越学生卓球連盟
1位:新潟大学B
2位:新潟大学A
3位:新潟産業大学
4位:新潟医療福祉大学A
殊勲賞:佐藤海翔(新潟大学B)
東山莉久(新潟大B)コメント
男女でアベック優勝ができて嬉しかったです。今大会の新潟大学Bチームは4年生中心で出場し、最後の夏大会で良い結果を残せて良かったです。
女子団体
写真:新潟大学/提供:北信越学生卓球連盟
1位:新潟大学
2位:金城大学
3位:新潟医療福祉大学
殊勲賞:中野理咲子(新潟大学)
長部心奈(新潟大学)コメント
新しいメンバーになって初めての優勝で嬉しいです。優勝を目指してがんばって来たので、努力が報われて嬉しいです。連覇できるよう頑張ります。
男子シングルス
写真:倉又夢歩(新潟産業大)/提供:北信越学生卓球連盟
1位:倉又夢歩(新潟産業大)
2位:佐藤海翔(新潟大)
3位:比嘉要太(新潟大)
4位:田口雅也(新潟大)
倉又夢歩(新潟産業大)コメント
前回より競る試合が多く苦しい場面も多かったのですが、しっかり勝ちきって2連覇できてとても嬉しいです。次は全日学に向けてさらに練習をやり込み、一つでも多く勝てるように頑張りたいです。
女子シングルス
写真:兼谷彩音(金城大)/提供:北信越学生卓球連盟
1位:兼谷彩音(金城大)
2位:西牧優衣(金城大)
3位:長谷川愛佳(金城大)
4位:鈴木渚帆(金城大)
兼谷彩音(金城大)コメント
同士討ちの試合が続き苦しい場面もありましたが、初のシングルス優勝、本当に嬉しいです。この大会を通して、自分が大きく成長できたと感じています。全日学でも結果を出せるよう日々精進して参ります。
男子ダブルス
写真:東山莉久/清水咲汰(新潟大)/提供:北信越学生卓球連盟
1位:東山莉久/清水咲汰(新潟大)
2位:佐藤海翔/比嘉要太(新潟大)
3位:坂本虎次朗/坂本蓮(北陸大)
4位:辻悠太/村田遼夏(北陸大)
東山莉久/清水咲汰(新潟大)コメント
今回、ダブルス優勝できて良かったです。清水とダブルスの動き方や戦術を話し合ったことが、3年ぶりの夏大会優勝につながったと思います。(東山)
北信越で初タイトルをとることができ、3年目にして初めての全日学出場を果たせて嬉しいです。パートナーの東山さんが強くて、安心してプレーできました。これで満足せず、本戦で1回でも多く勝てるように頑張ります。(清水)
女子ダブルス
写真:須藤菜々子/西牧優衣(金城大)/提供:北信越学生卓球連盟
1位:須藤菜々子/西牧優衣(金城大)
2位:新沢ほのか/松尾悠華(新潟産業大)
3位:荒島千花/山岸愛菜(金城大)
4位:加藤杏奈/鈴木愛礼(金城大)
須藤菜々子/西牧優衣(金城大)コメント
まずはダブルスで優勝することができて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。また、今大会には親御さんやOG・OBの方がたくさん応援に来てくださり、観客席からの応援が凄く力になったのでとても感謝しています。個人的には最後の全日学なので、本戦でもしっかり戦えるよう、より一層頑張っていきたいと思います。(須藤)
春大会に続いて優勝することができてとても嬉しかったですし、須藤さんの最後の全日学予選で良い結果を残すことができて安心しました。10月の本戦でも良い成績を残せるように頑張りたいです。(西牧)
文:ラリーズ編集部
Follow @ssn_supersports