
「パリ五輪」卓球早田ひな、シングルスでも北朝鮮選手と対戦!ビョンソンギョンは世界ランク11位を撃破するなど不気味な存在
写真:早田ひな(提供:ITTF)
8月1日(日本時間8月2日3時ころ)、パリオリンピック卓球女子競技シングルス準々決勝「ビョンソンギョン対早田ひな」の一戦が行われる。
ビョンソンギョンは世界ランキングには入っていないものの、1回戦で東京五輪女子団体銅メダルの杜凱琹、2回戦で世界ランキング16位のニーナ・ミッテルハムに勝利しており、かなりの実力者であることが分かる。
早田ひなは張本智和との混合ダブルスでも北朝鮮ペアに敗北しており、再び情報のない不気味な北朝鮮選手と対戦することになる。
勝利すればメダルが近づくベスト4進出
同日先行して卓球女子シングルス準々決勝で平野美宇が登場。
世界ランキング8位の申裕斌(韓国)との対戦となった。
世界ランキング13位の平野からすると格上との対戦となったが、大激闘の末3-4で惜しくも敗れた。
そういった意味では、早田は日本選手としてなんとしてでもメダルを獲得したいところだ。
北朝鮮のビョンソンギョンは3回戦でもプエルトリコ代表の絶対的なエースであるアドリアーナ・ディアス(世界ランキング11位)を第7ゲームまでもつれたものの制している。
実力者を次々に撃破していることから、その実力は世界ランキング10位前後と同格とみていいだろう。
しかし、早田は混合ダブルスの経験がこの試合で活きる可能性もある。
混合ダブルスでは、情報のない北朝鮮ぺア相手に面食らったはずだ。
人間は未知のものと相対すると本来の実力がなかなか出せないものだが、早田はパリオリンピックですでに未知の戦いを経験している。
確かに情報は少ないはずだが、精神的な準備という点では混合ダブルスよりもしっかりと行えるはずだ。
北朝鮮のビョン ソンギョンが実力者であるのは間違いないが、早田は世界ランキング5位と実力的にも世界トップクラスだ。
きっと試合中に相手にアジャストし有利な状況を作り出すことだろう。
運命の準々決勝はもう間もなく始まる。
果たして早田はビョンソンギョンに勝利することができるのか、その戦いに注目だ。
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