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「パリ五輪」張本智和がベスト16進出!世界ランク1位の王楚欽が2回戦敗退で金メダルの期待高まる

7月31日、パリオリンピック男子卓球競技シングルス2回戦「張本智和対ノシャド・アラミアン」の一戦が行われ、4-2で張本智和が勝利した。

これで張本はベスト16進出となり、メダル獲得に一歩近づいた。

世界ランク1位の王楚欽が2回戦で敗退でチャンス到来

同日行われた世界ランキング1位の王楚欽対世界ランキング26位のモーレゴードの試合で波乱が起きた。

絶対的王者である王楚欽が2-4で敗れたのだ。

モーレゴードの実力が高いということもあるが、前日に写真撮影しようとしたカメラマンによって折られたラケットの影響もあったものと思われる。(王楚欽はこの日予備のラケットで出場)

張本が順当に勝ち進めば決勝で対戦する可能性が高かった王楚欽が敗退となったことで、張本の金メダル獲得の確率はやや高まったといえるだろう。(張本は王楚欽との対戦成績が1勝15敗だった)

張本は世界ランキング51位のアラミアンに1セット目を取られたが、2ゲーム目以降は3ゲーム連続で取った。

5ゲーム目で一度は崩れたが、6ゲーム目をしっかりとものにして勝利を決めた。

東京オリンピックでは3回戦で敗退しているため、張本としてはなんとしてでもメダルを獲得したいところだ。

早田ひなと平野美宇もストレートで2回戦勝利

卓球女子競技シングルスでメダルの期待が懸かる早田ひな(世界ランキング5位)と平野美宇(世界ランキング13位)も2回戦を戦い、共に4-0のストレート勝利となった。

金メダルの期待が懸かる早田は、序盤こそ世界ランキング26位のメシュレフに苦戦したが、3ゲーム目からは圧倒しストレートでの勝利となった。

シングルスが終わると、8月5日からは卓球男子団体と卓球女子団体が行われる予定だ。

張本や早田といった日本人選手はシングルスでメダル(可能であれば金メダル)を獲得し、団体戦に勢いをつけたいところだ。

日本は男子卓球の張本と戸上、女子卓球の早田と平野が8月1日に3回戦を戦う。

果たして4人とも3回戦を勝利しメダル獲得に近づくことができるのか、その戦いに注目だ。

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