
【藤井寛子に聞く】若宮監督率いるトップ名古屋 アグレッシブな卓球で巻き返しを
南波・鈴木のダブルスで1番から勢いつけて
写真左から:南波侑里香、鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部
ーー今シーズンのダブルスはどのように見られていますか。
藤井:ダブルスは南波侑里香選手と鈴木李茄選手を固定して起用しています。今シーズンから組んだペアですが、両選手ともダブルスの名手でコンビネーションが試合を重ねるごとに良くなっている印象です。強豪選手にも勝ち現在6勝を挙げています。
ダブルスのオーダーは五輪の試合方式と同じ1番に行われます。チームとしては1番で勝って勢いをつけたいという思いがあります。特に南波選手の元気いっぱいの戦いぶりはムードメーカーのような役割でチームに流れを引き寄せていると思います。
昨年は最下位に終わってしまいましたが、今年チームが勝ち星を挙げているのはダブルス2人の選手の役割が大きいなと感じています。
★「トップおとめピンポンズ名古屋」の次の試合★
2月4日13:00~貝塚市コスモスシアター(大阪)にて
「トップおとめピンポンズ名古屋」VS「日本生命レッドエルフ」
>>特集連載:元卓球日本代表 藤井寛子「今、卓球が熱い理由」
■プロフィール
藤井寛子(ふじい・ひろこ)
1982年生まれ。奈良県出身。両親が主宰する卓球クラブで卓球を始める。四天王寺高等学校、淑徳大学を卒業後、日本生命保険相互会社に入社。全日本選手権女子ダブルスで5回の優勝、シングルスでは3回の準優勝の経験がある。現在はYOYO TAKKYU西日暮里店のコーチとして活躍。五輪などのテレビ中継で、解説者を務める。
写真提供:Rallys
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