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【卓球技術】威力を出そう!インパクトの瞬間のラケットの動かし方3選

2022.09.14
文:瀬能吉紘コーチのYouTube 瀬能卓球チャンネルより

威力のあるボールを出すには、インパクト時のラケットの動かし方も大事になってきます。

「これができると試合が変わる!脱中級者講座」の第31回では、インパクトの瞬間のラケットの動かし方を、瀬能コーチの技術指導を通して詳しく見ていきましょう。

瀬能吉紘
【瀬能吉紘(せのう よしひろ)】滝川第二高等学校から京都産業大学を経て、現在は瀬能クラブのオーナーを務める。インターハイでは団体5位、シングルス3回戦の経験を持つ。関西の強豪・京都産業大学では関西学生リーグ最多勝や、関西学生卓球選手権ではシングルス3位、ダブルス優勝などの実績を残している。社会人になってからも全日本選手権シングルス、ダブルス、ミックス出場など全国で活躍している。(写真提供:本人)このページの目次

  • [8 【連載】これができると試合が変わる!脱中級者講座]()

インパクトの瞬間のラケットの動かし方

瀬能:今回はインパクトの瞬間のラケットの動かし方について解説します。

最近指導をしていると、ボールをしっかりとインパクトできずにネットにかかってしまう、またはツッツキなどをドライブする際に回転を十分にかけられないというミスが非常に多く見られます。

そのため、今回はその辺りを重点的に解説します。

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           ## ラケットの動かし方について

瀬能:まず前提として、「打球時にしっかり振る」ということは「最初から最後まで同じスイングスピードや同じ角度で振る」ことではありません。

当たる瞬間にラケットのスイングスピードが速くなる、または少しひねりが入ってラケット面の角度が変わったりするなど、何かしらの形でスイングスピードや角度は変化しています。

では、この当たる瞬間のひねりやラケットの動かし方をフリックツッツキ、ドライブに分けて解説をします。

ラケットの動かし方①:フリック編

瀬能:フリックの際に一定のスピードでラケット振ってしまうと、回転がかからない、またはボールをしっかりと持つことができません。下回転のボールはネットにかかってしまい、上回転のボールだとオーバーしてしまいます。

そこで、インパクトの瞬間にラケットをひねることを意識します

下回転に対しては、当たる瞬間にラケットのヘッドを少し落とし、まっすぐ、または少し上向きにラケットの面を起こしてから、ボールに被せるようにラケットをひねりましょう。この動かし方でインパクトすると、しっかりと回転がかかり、安定したボールを入れられるようになります。

実際のお手本動画(スローモーション) 3:32~

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瀬能:次に、ツッツキの際のインパクトについてです。

ツッツキの場合は、通常時よりもグリップの力が抜けていることが多いため、少しラケットが動きます。ボールに当たる瞬間にラケットを動かして、回転をかけるイメージです。インパクト時に少しグリップを握るイメージでスイングすると、より威力のあるツッツキが出せるようになります。

また、インパクト後にラケットの角度を少し上向きに起こすと、ボールにしっかりと回転をかけることができるため、意識すると良いでしょう。ただ、やりすぎるとボールが浮いてしまうので、ラケット角度は大きく変えすぎないようにしましょう。

実際のお手本動画(スローモーション) 5:16~

## ラケットの動かし方③:ドライブ編

瀬能:最後に、ドライブのインパクトです。

フリックと同様に少しラケットの面が上向き、またはまっすぐの状態から、ボールがラケットに当たる瞬間に少し被せる方向にしっかりとひねるようにしましょう。そうすることで、ラバーのゴムにボールが食い込むイメージで打つことができます。

逆に、ラケットを被せた状態からスタートしている方は、少し上または横にひねると良いでしょう。この打法はトップ選手も使用しています。

初級者や中級者の方は、まず少し面を起こした状態から被せる方向にひねるやり方が、難易度が低い打ち方なので、まずはこのやり方でドライブのインパクトの感覚を掴んでもらうことをお勧めします。

実際のお手本動画(フリック・ツッツキ・ドライブ 通常速度+解説+スローモーション) 6:43~

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## 瀬能卓球チャンネル

瀬能卓球チャンネルはこちら

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